皆の思考が怖すぎる件

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A「こんっ、にちは.......」


ひょこっと火薬庫の外から顔を覗かせた。


兵助「こんにちは」


A「っ、こ、こんっ、こんにち、は......」


口吸いされた衝撃で忘れてたけど、今日、火薬庫の当番、俺と久々知先輩でした。


昨日の今日よ？？気まずすぎるわ。


兵助「Aは、向こうの管理、お願い」


A「はいっ」


火薬庫の奥へ行った。


A「ふぅぅぅ......」


火薬のチェックをしながら、考えた。


久々知先輩、普通だったなぁ......

意外と忘れてたりして.....有り得る、有り得る。


A「あ、これ.....」


どこに置くんだっけ......


A「こっち、だっけ？」


小さい火薬を持ちながら、歩いた。


兵助「A、それ、こっち」


A「ぴっ！」


後ろから包まれた。

びびったぁ......


兵助「ここ」


A「ありがとう、ございます......」


兵助(昨日は、急ぎすぎたかな.....嫌がられてなかったとはいえ.....困らせたくなかったから、いつも通りでいたけど.......)


久々知先輩っ！！

めっちゃ、優しい。好きだぁ......


兵助「これ、ここ」


手を握られた。


兵助(色々慣れてなかったみたいだし......焦らず、ゆっくり....時間をかけて....確実に、堕とす)


A「.........」


諦めの悪い先輩、まじ怖い。



佐藤A。

色々縮まってしまった気がします。

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