皆の思考が怖すぎる件

得意武器はなーんだ！ ページ15

・


藍丸「今日は.....山田先生と日向先生と厚木先生が来てます」


A「先生どころか、一年生、全員いる」


田村「何故だろうな」


A「とても嫌な予感がする」


綾部「何すると思う？」


平「さぁな」


A「帰りたい」


今日は、半日実技だからね。しんどい。

んで？？一年生が目の前にいらっしゃると。


藍丸「一年生に、君達の得意武器を見せてあげて？実践で」


A「でも、そしたら、五年生とか六年生の方が、良かったのでは......」


山田「藍丸先生が、いいよと言ってたからな」


あ〜、めんどくさかったパターン。


藍丸「という事だから、みんなに見せてあげて？」


平「もちろんです！」


田村「分かりました」


綾部「はーい」


A「はーい......」


俺の得意武器、とてもダサいんです。

あんまり、人に見せたくない。


藍丸「じゃあ、喜八郎と三木ヱ門ね」


A「え、滝ちゃんと......終わった」


平「何、やる前から諦めているのだ！」


A「死んだ。ぁあ......」


ガクッと落胆した。


怪我不可避だわ。これは......



藍丸「頑張ってね.....っ」


A「藍丸先生、大丈夫ですか？」


藍丸「う、ん....平気......」


腕、痛いんだ。


山田「では、三木ヱ門、喜八郎、始めっ！！」


田村「はっ！！」


綾部「よっと」


三木ヱ門と喜八郎が戦い始めた。



藍丸「っ.....」


痛そう。どうすれば......


藍丸先生の心の声を......


そっと、腕に触れた。


藍丸(っ、こういう時に限って、痛み止めが切れてる....くそっ、痛い、痛いっ......)


A「！藍丸先生、僕、痛み止め持ってます。飲みますか？」


藍丸「！いいの？」


A「はい」


よかった。自分が、軽い頭痛持ちで......


藍丸「ありがとう。もう平気だから、対戦の説明してあげて？」


A「はいっ」


もう平気そうだ。

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す