白き愚者は蒼穹に嗤う

愚者が十一人 ページ12

朝6時、一日がまた始まる

ノ「おはよう、エマ！」

エ「おはよう！ノーマン！」

いつもの朝だ

エ「あれ？Aは？」

ノ「Aは、昨日の夜喘息の発作がおきちゃって、治まったけど大事をとって医務室にいるよ」

エ「そっか、昨日めっちゃ走っちゃったもんね…」

ノ「「最近はなかったのになぁ」って本人が言ってたよ」

エ「後でお見舞い行ってあげよう！」

朝ごはん、テスト、自由時間と時間がすぎる

エマとノーマンはいつも通りだ



sideA

エ「A〜大丈夫？」

自由時間が始まってすぐにエマとノーマンが医務室にやってきた

「だいじょぶだよ〜薬も飲んだし！」

エマがキョロキョロと辺りを見渡し誰もいないことを確認すると医務室の扉の鍵を閉め、話始める

エ「…A、私達ここから逃げようと思うの…」

ノ「理由は…分かるでしょ？」

「うん…分かった、俺も出来る限り協力するよ…
！」

その後、三人で少し話をするとエマとノーマンは戻っていった

『さぁーて、俺もそろそろ外にいくかなぁ』

俺はカーディガンを羽織り、ベットから下りて外に行くために歩みを進めた

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