episode.53 ページ6
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「Aちゃん顔色悪いけど大丈夫?」
宮田くんが心配そうな顔で尋ねてきた
『寝不足なだけだなら
大丈夫だよ』
「そっか、無理しないでね?」
『ありがとう』
ここのとこちゃんと眠れていない
寝不足のせいで
仕事中もぼーっとしてしまう
だめだ。
仕事中なんだから集中しなきゃ
眠気覚ましに
珈琲を買いに立ち上がると
「はい、Aちゃん」
そう言って缶コーヒーを渡してくれた
『わぁ、ありがとう玉森くん』
「どういたしまして」
俺もカフェオレ〜って言いながら
隣に座る
私が苦いの飲めない事
知っててくれたんだ・・・
『いただきます』
「お、玉〜俺のは!?」
「あ・・・ないでーす( 笑 )」
「なんでだよ〜〜〜(涙)」
2人を見ていると
なんだか安心するな
そう思いながらあったかい
珈琲を飲んだ
「じゃAちゃんおつかれ」
「Aちゃんまったね〜!!」
『玉森くん宮田くんおつかれさま』
2人はこの後ご飯に行くらしく
定時を少し過ぎた頃に帰って行った
私も帰ろうかな・・・、
キリのいいとこで
仕事を切り上げた
『ただいま』
誰も居ない部屋に 一人つぶやく
なんか食欲ないな・・・
ポットでお湯を沸かしている間に
部屋着に着替えた
ミルクティーの入ったカップを持って
ソファーに座ってテレビをつけた
カラフルに画面が変わる、
バラエティー番組だろうか
それをぼーっと見つめていた。
どれぐらいそうしていたのか
ふと、時計に目をやると
時計の針は21時を越そうとしていた
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作者名:miimaru. | 作成日時:2019年6月16日 22時