episode.77 ページ30
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二階堂くんからの突然の電話
驚きながらもテレビの音を消して
通話ボタンを押した
『・・・・・もしもし』
(「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」)
あれ?
『・・・・・二階堂くん?』
(「あ、ごめん俺だけど」)
『うん、笑
どうしたの?』
(「一ノ瀬さん何してるかなって思って」)
『わたし?私は誉さんとお茶して
帰って来たとこ』
(「そうなんだ
誉さんと仲良いもんね」)
『そう、
そこで食べた かぼちゃのケーキが
すごく美味しかったの』
二階堂くんと話す時は
話題が次々に出てくるから不思議
(「俺昔30kgのかぼちゃ食べたよ。笑」)
『え!?30kgも??笑』
(「そん時はみつとかガヤとか、他に
ミーティングメンバーがいたけどね!」)
(「みんなで30kgのかぼちゃ食べた。笑」)
『すごい。それじゃ
かぼちゃ見るのも嫌になるね』
(「ほんとに!かぼちゃをベースに
材料混ぜて作るんだけどさ、
俺と千賀が作ったお好み焼きが
超不評だった!」)
あれはほんと辛かった〜
って笑ってるハスキーな声は
電話越しだといつもとは違う
透き通った声をしていた
皆に文句言われて
しょぼんってなってる2人が想像できて
私も思わず笑ってしまう
『・・・・・それで、二階堂くん
何かあったの?』
(「え?」)
『電話きたから
どうしたのかなって』
(「あー、・・・・えっと、」)
そう言ってまた言葉に詰まる
(「一ノ瀬さん 来週の休み
何してるかなって思って」)
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作者名:miimaru. | 作成日時:2019年6月16日 22時