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episode.63 ページ16

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「お、来た来た

二人共こっちだよ〜!」







個室のドアから顔を出して
大きく手を振る宮田くん







「早かったね!!あれ?
Aちゃん眼鏡なくて大丈夫??」








『ちゃんと見えてるから大丈夫』









「2人、奥座りなよ」







扉側に座っていた
藤ヶ谷さんに奥へとすすめられ
一番端っこの席へと座り







二階堂くんが隣の席に腰を下ろす









『すみません、お邪魔します』









「いいのいいの、
女の子いた方が花があるから」









「みつさんが言うと
チャラいですね。笑」









北山さんの隣にいた
千賀くんが楽しそうに言う









「よーし、とりあえず人数分
ビールだな」



北山さんがメニュー表を見ながら言うと








「えっ。」



驚いた顔をした
藤ヶ谷さんと目が合った







「んだよいきなり

びっくりすんじゃん」









「あー、いや・・・
俺今日は酒やめとく」







「ガヤ呑まないの?」








「この後車で彼女迎えに行かないと
いけなかったの、今思い出した」









そう言いながら藤ヶ谷さんは
また私の目を見る








あ・・・・・・、








『じゃ、私もお茶で』







「Aちゃんいいの?」








「ごめんね一ノ瀬さん、
なんだか気を使わせちゃって」







『いえ』







「ったく、はやく言えよな〜」








「でもそれを今思い出すあたりが
なんかガヤさんぽいわ〜笑」







宮田くんの一言で
その場はなんとか丸く収まった








藤ヶ谷さん私が
お酒呑めないの知ってて
ああやって言ってくれたんだ









もう一度藤ヶ谷さんに
目をやると頷いてくれた








私はみんなにバレないように
小さく頭を下げた

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 二階堂高嗣   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:miimaru. | 作成日時:2019年6月16日 22時

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