episode.46 ページ49
. (太輔side.)
「ねぇ太輔くん悪いんだけど」
『何?どうかした?』
向かいに座って仕事をしている誉が話しかけてきた
「コピー用紙無くなったから
在庫室まで一緒に取りに行ってくれない?
みっくんじゃきっと届かないだろうし
渉くんだと折れちゃいそうだし。笑」
「ちょっと誉ちゃん聞こえてんだけどー?」
俺めり込んでるだけだから〜って
遠くの席から聞こえてくる
『ああ、いいよ。
俺一人で大丈夫だから誉は待ってなよ』
「悪いよ、それに用紙持ったら
両手塞がっちゃうし 鍵閉めできないでしょ?」
それもそうだなと思い誉と一緒に
在庫管理室へと向くと向かうことにした
『最近彼氏とどう?』
「んー?ぼちぼちやってるよ、この前もブレスレット貰っちゃった」
そう言って上品で綺麗めのブレスレットを見せてくれた
『似合ってるじゃん』
「えへへ、まぁね〜」
嬉しそうに笑う誉は幸せそうだった
「太輔くんは?」
『向こうの仕事が落ち着いたら
同棲しようかなって思ってる』
「同棲かぁ、いいね」
こうやって俺達は彼氏彼女の事を話したりして
相談したりされたりしてる
在庫管理室まではちょっと距離があるけど
話しながら来たらあっという間だ
「やっぱこっちまで来ると少し冷えるね」
そう言いながら鍵を開けた
「電気どこだでんきぃ〜」
こちら側にあった電気のスイッチを押した
電気をつけるとそこには、、、
「っ、!Aちゃんっ!?」
誉が一目散に駆け寄る
そこには地べたで小さくなっている
Aちゃんがいた
俺も慌てて彼女に駆け寄る
「っ・・・!冷たい」
『これ着て』
俺はジャケットを脱いで彼女にかけた
「ありがとう・・・・・、ございます・・・・。」
小さな声でそう言った
「どうしたのAちゃん、、」
泣いていたのか目を真っ赤にして
微かに震えてる
『Aちゃん大丈夫?何があったの?』
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作者名:miimaru. | 作成日時:2019年5月26日 13時