episode.18 ページ21
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「森ちゃん!急患!!!」
いきなり大きな声を出すから
びっくりしていたら奥の部屋から白衣を着た
年配の女性がでてきた
「二階堂くん声大きいわよ。
それより何?急患??」
「そう!腹痛いの!!はやく胃薬だしてあげて!」
森ちゃんと呼ばれる人は
私の顔を見ると何かを察したのか
彼の方に向き直る
「二階堂くん、その子をベッドまで運んであげて」
「ベッドでいいの?」
「いいのよ、少し横になって方が楽だと思うから」
彼は言われるがまま私をベッドまで
連れて行ってくれた
私をベッドに寝かせると
そうだ、と一言呟いて彼は
医務室を飛び出して行った
「その顔色だと生理痛だね?」
カイロを握りしめ小さく頷く私に
「見ない顔ね、新しく来た人なの?」
『いえ、今日はヘルプで来てただけで・・・』
「それは災難だったね。ほら腹痛薬呑んでお休み」
『ありがとうございます』
受け取って薬を呑んだ・・・
ガチャ・・・ 扉が開いた音がした
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作者名:miimaru. | 作成日時:2019年5月26日 13時