episode.10 ページ13
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『ありがとう、大丈夫』
私の心臓、すごくドキドキいってる
と同時に私を襲うこの激しい目眩・・・・・
まともに彼の顔が見れずに
俯いたままでいると
「ちょっ、やっぱ熱中症でしょ!?
座れる?冷たいもの持ってくるからここで待ってて!!!」
そう、一息で言った彼は
私を座らせてどこかへ走って行ってしまった
そうか、私のこの心臓が脈打つドキドキは
この暑さにやれたせいだったのか・・・・・・。
そんな事を考えていると
また走ってこちらに向かってくる彼
「はい、これ! 全部飲み干して!!」
そう言って私にミネラルウォーターを
差し出してくれた
『・・・・・あり、がとう・・・。』
お礼を言って受け取り
ボトルのキャップを開けて
一口喉に流し込んだ
えっこれ私、全部飲み干すの・・?
あ・・・、そう言えばあの時も・・・・・・・・・。
そう思いながら彼の方をちらっと見ると
もう一本もっていたミネラルウォーターで
ハンカチを濡らしていた
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作者名:miimaru. | 作成日時:2019年5月26日 13時