. 東卍メンバーさんE組になりました ８

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お父さんが運転する車の隣に乗る私。


蘭と竜胆に会いに行ってからそのまま鶴蝶が入院している病院へと向かってもらってる。


｢でもいいの？

お父さん仕事でしょ｣


父｢こっちも椚ヶ丘の件で静まってる。

それに家の前に防衛省がいたら何も出来ないだろ。｣


｢それはそうだけどさ｣


父｢こうしてでもお前と時間作っておかないと直ぐに行ってしまうだろ｣


私は運転する父を見る。


竜胆はよくお父さんに似ている。


私達は目が父とそっくり。


蘭と私の眉は母譲りのタレ眉で、竜胆は父似のつり眉。


｢お父さんって意外と私の事好きだよね｣


父｢まぁ娘だからな。

蘭と竜胆は困らせることしかしない。
それに比べてAのしていることは手がかからない。｣


｢怪我ばっかしてるのに？｣


父｢傷跡残ってもその顔だ、貰い手ぐらいあるだろ｣


｢結婚はしないよ、子供嫌いだし。｣


父｢だろうな｣


恋愛などするつもりなんてない。


高校でみんなにあわせて、それとなく彼氏を作って、理由つけて別れたらいい。


高校と大学の間だけ、“普通の女の子”として彼氏を作ればいいだけの話。


正直処女なんてものもどうでもいい。


知らないおっさんでは終わらせたくはないが、同年代なら誰でもいい。


どうせ蘭ちゃんとかだろうなと思っていたが、さすがに妹には手を出さないようだし。


マイキーも知識あって小学生の時は色々言っていたのに、何も言わないし。


大学卒業するまでには、終わらせては起きたいんだけどな。


なんて話は誰にもできない。


自分の体を大事にしろとでも言うだろう。


子供が出来なければただの行為。


もし反社になって、舐め腐った知らない奴にされるよりかは、


見知った誰かの方が余っ程いい。


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