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竜胆｢なんで先兄ちゃんなんだよ｣
｢仕方ないじゃん、｣
竜胆｢ずっりぃ〜
兄ちゃん何か言ってた？｣
｢ん？特に何も？
てか聞いたよ？うちのとこの双子の弟にやられたって｣
竜胆｢うっせ。
思い出させんなよ。
てかよくあんなの隠してたな｣
｢私も初めて知ったよ。
普段は優しい子だからな〜
だってさ、この間会ったらごめんねって謝られたんだよ？｣
竜胆｢なんで｣
｢竜胆ノシたから｣
竜胆｢うわぁそう言うの要らねぇって｣
｢ふふっ｣
いつも通りの会話。
竜胆は多分私の怪我を気にしながらもいつも通りにしようと必死なのだろう。
｢蘭とは中で会えてるの？｣
竜胆｢一日の間に一回あるかないかだけどな。｣
｢へぇ〜
あ、蘭ちゃんに言うの忘れてたけど差し入れしてるから。｣
竜胆｢まじ？！食いもん？！｣
｢食べ物もあるよ。
あと着替えとか色々。｣
竜胆｢うわ〜助かる。｣
絶対暇だもんねぇ。
竜胆｢てか親父と来たんだろ？
何処にいるんだ？｣
｢車の中。
会ってもどうせ私としか話さないだろ〜って。
手続きとかだけしてくれた。｣
竜胆｢そっか。
A、そのさ、｣
｢なに？｣
竜胆｢傷跡とか、残らないよな？｣
｢切り傷はないから大丈夫だとは思うよ。
でも今年に入って打ち身が多くなってるから、痣とかは治りにくいかもしれないけど。」
でもこれ以上は打ち身作ったり、血を減らすようなことはするなって言われてるからなぁ。
｢二人が出てくる頃には治ってると思うよ。｣
竜胆｢よかった｣
私が笑うと竜胆もつられて笑って。
｢蘭ちゃんに言うの忘れてたんだけどさ、
卒業してから少ししても来れないかもしれない｣
竜胆｢なにかあるのか？｣
｢東卍の方でね。
差し入れとかは多分お父さんが来ると思うから。｣
竜胆｢ん、わかった｣
刑務官｢時間です｣
｢またね、竜ちゃん｣
竜胆｢おう、またな｣
竜胆が部屋から出たのを見てから私も立ち上がり部屋から出た。
父｢話せたか？｣
｢あれ、ここまで来てたの｣
父｢まぁな｣
｢あれだけ入りたくないって言ってたのに？｣
私達には優しい父だが、一応は指定暴力団のトップ。
中に入ることは拒んでいたのにここまで来ていたなんて。
父｢その怪我で知らないところで転けられた方が困る｣
｢ふふっ大丈夫なのに｣
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美海(プロフ) - れなさん» ありがとうございます！完結は必ずしますのでよろしくお願いします！ (2023年2月22日 7時) (
レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - なゆゆんさん» そう言ってもらえて嬉しいです🥹更新ゆっくりですが楽しみにしててください！ (2023年2月22日 7時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - すごく、すごくすごく大好きです。色々と考えさせられる本当に素敵な作品だなと思いました。それに文才が天才すぎます、、時間ある時にまた更新していただけると嬉しいです。完結までついていかせてください。 (2023年2月10日 12時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
なゆゆん - クロスオーバーってだけでも難しいのにどれもめちゃくちゃ面白いです！どんぐりつけ麺ってドラケンが言ったのめっちゃシュールすぎて笑えました！！ 更新すっごい楽しみーーー！！ (2023年1月29日 17時) (レス) @page34 id: 2f071b2218 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - ふゆなさん» ありがとうございます！ (2022年12月8日 20時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海
| 作成日時：2022年11月29日 22時
