. 東卍メンバーさんE組になりました ３

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蘭｢離せって｣


｢絶対離さない｣


力強く服を掴む。


ズキュッ！！！！と椅子と椅子の間をすり抜ける銃弾。


私の頬が擦れて血が流れて。


それを見て蘭ちゃんは目を見開いた。


私はゆっくりと首を横に振って。


すると諦めたのか、立とうとしていた力が弱まった。


暗殺者はステージ上の照明を光らせて。


暗かったホールが一気に明るくなった。


ｶﾞｽﾄﾛ｢今日も元気だ
銃がうめぇ｣


そう言って暗殺者はまた銃を撃ち、椅子の間を通して凛香を撃った。


ｶﾞｽﾄﾛ｢1度発砲した敵の位置は絶対忘れねぇ
もうお前はそこから一歩も動かさねぇぜ

下で見張ってた二人の殺し屋は暗殺専門だが俺は違う。

軍人上がりだ
この程度の一対多戦闘は何度もやっている。

幾多の経験の中で敵の位置を把握する術や
銃の調子を味で確認する感覚を身につけた。
中坊ごときに遅れをとるかよ

......さぁて
おまえらが奪った銃はもう一丁あるはずだが｣



殺｢速水さんはそのまま待機！！
今撃たなかったのは賢明です千葉くん！！！
君はまだ敵に位置を知られていない！

先生が敵を見ながら指揮をするので.....
ここぞと言う時まで待つんです！

Aさんはお二人をそのまま止めておいてください！！！｣


ｶﾞｽﾄﾛ｢どこから喋って......
テメー何かぶりつきで見てやがんだ！！！｣


殺｢ヌルフフフッ

無駄ですねぇ
これこそ無敵形態の本領発揮

熟練の銃手に中学生が挑むんです
このくらいの視覚ハンデはいいでしょう｣


竜胆｢おっもしれ先生だな｣


｢タコだけどね｣


ｶﾞｽﾄﾛ｢チッその状態でどう指揮執るつもりだ｣


殺｢では木村君
5列左へダッシュ！

寺坂くんと吉田くんはそれぞれ左右に３列！
死角ができた！そのスキに茅野さんは2列前進！

カルマくんと不破さん同時に右8！！！

磯貝くん左に5！｣


まじかよ、と思いながらせんせーの声を聞く。


蘭｢俺らはいいのかな｣


｢何か言われるかもしれないから動ける体制にはなっておく？｣


殺｢出席番号12番！！！
右に1で準備しつつそのまま待機！

4番と6番は椅子の間から標的を撮影！
律さんを通して舞台上の様子を千葉くんに伝達！！！

ポニーテールは左前列へ前進！
バイク好きも左前に２列進めます！

お兄さんが心配でならない人は右に２列前進！！！｣


私かよ！！！


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