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了承もしていないのにも関わらず踊り出すナンパ男。


「だっさ、」


小さな声で呟いていると、蘭ちゃんが私の腕に巻いてある包帯に触れた。


蘭「朝より汚れてねぇ?」


「あ〜......ちょっとね」


海に入ったし崖登ってきたからそれでだろう。


竜胆「無理すんなって言ってんだろ」


「ごめんって〜」


そんな話をしているとガッシャ!!!と音が聞こえて。


そちらを見るとナンパ男の腕が輩のグラスに当たったようで。


輩「こらガキいい度胸だ

ちょっと来い」


ユウジ「あ いや 今のはわざとじゃ.....」


輩「百万する上着だぞ!!!弁償しろや!!!

オラ住所書け!!!」


私はチラリと見張りを見る。


そしてまた輩に目を移すとひなたが蹴りを食らわして。


「ふふっさすが〜

手筈通りに行けそうだね」


矢田「すみませ〜ん店の人〜

あの人急に倒れちゃったみたいで....
運び出して看てあげてよ」


見張りが男を運び出したのを見てバタバタと動く。


「メグ、ここは任せて

裏口の鍵お願い

蘭ちゃん、竜ちゃんここまでだよ」


片岡「わかった、」


蘭「やだ〜」


「お願い、帰ったら説明はするから。

見張りが戻ってくるまでに上行くよ〜、

ぱっぱと動いて〜」


女の子たちが行ったのをみて私も行く。


蘭と竜胆もさすがに着いてこないだろう。


VIPに続く階段を登ると先に行っていた男子たちが待っていて。


殺「危険な場所へ潜入させてしまいましたね
危ない目には遭いませんでしたか」


矢田「んーん!」


片岡「ちっとも!」


蘭「え、なにそれ〜!喋んの?!
新手のおもちゃ?」


「え、」


来ないと勝手に思い込んでいたのが間違いだった。


この人たちが簡単に諦めるはずがないのに。


「着いてきちゃダメって、」


蘭「来るなって言われたら来てぇじゃん?」


竜胆「それに俺らVIPだし」


やばい、と思いチラリと烏間せんせーを見る。


呆れたように頭を抱えていて。


赤羽「お兄さん達旅行?」


竜胆「まーな」


蘭「で?AがE組に行ってから律儀に学校行ってる理由、それだろ?」


蘭ちゃんが肩を組んできて顔を覗き込んでくる。


竜胆「上にいるせんせーも疲れきってる見てぇだし、このホテルで何してんだよ」


烏間「.......仕方がない、見られたからには話すしかないだろう」


「......蘭、竜胆詳しい話は後でする。
とりあえず私達が今ここにいる理由だけ、」


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美海(プロフ) - ayakaさん» そう言ってもらえて嬉しいです🥺更新楽しみに待っていてください☺︎ (2021年11月15日 7時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 蓮さん» 笑い要素も必要かな〜って👍 (2021年11月15日 7時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
ayaka(プロフ) - もうほんとこの作品大好きすぎる😍😍いつも楽しみにしてます! (2021年11月15日 0時) (レス) @page13 id: b36e270980 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - お兄さんが心配でならない人!!私かい、!!が好きすぎるwww (2021年11月14日 11時) (レス) @page8 id: 6d37bdf342 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 優さん» わぁ、それはすみません笑更新楽しみに待っていてください☺︎ (2021年11月11日 7時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美海 | 作成日時:2021年11月7日 13時

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