. 東卍メンバーさんE組になりました ３

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私は子供達が遊ぶ海を見る。


｢人って結構呆気ないんだよ。

自分より弱い人なんか直ぐに死んじゃう。
それぐらい脆いの。｣


羽宮｢......何が言いたい｣


｢一虎さ、

私を呼び出したってことは反対されるのわかってたでしょ
依存してるって言っていいほどマイキーを慕ってる。

そんな私を呼び出した、
何をしようとしてるの？｣


羽宮｢はは、相変わらず頭いいなぁ

不良の癖に頭が回る｣


｢それ褒めてる？｣


欠伸をしてから海を見た。


波が砂浜にやってきてそれを逃げる子供たち。


笑い声が響き渡る。


羽宮｢芭流覇羅に入る。

場地も誘うつもりだ
Aも一緒に芭流覇羅でやり直さないか？｣


は？と思わず出てしまった。


芭流覇羅って確か半間が言っていたところ。


｢.......私にマイキーを裏切れって言ってんの？｣


そんなことできるわけが無い。


1人だった私を救ってくれたのはマイキーで、


ここまで一緒に来れたのもマイキーだからだ。


羽宮｢Aは東卍じゃなく芭流覇羅の方が似合ってる。｣


｢東卍を辞めてから誘われたら行っていたかも知れないけど、

私は東京卍會に居る限り、総長に命を捧げるつもりだし、
自分の身を削ってでも総長を守る。

その相手がどれだけ大切な仲間だったとしても。


.......それにね、一虎。

今私がこうして東卍に居て、渋谷に居れるのはマイキーのおかげなんだよ｣


羽宮｢はぁ？｣


東卍だから、


総長がマイキーだから。


｢私、お兄ちゃんが2人居るんだけどさ、

2人が私を1人にしてしまった時、そばに居てくれたのがマイキーだって知っているから

東卍に居ることを許してくれてる。
私が東卍に居たくない、一虎の所に行く、って言った時

お兄ちゃん達許さないと思うんだよね｣


蘭と竜胆は許してくれている。


羽宮｢なんでそこで兄貴が出てくるんだよ、

関係ねぇだろ、｣


｢お兄ちゃん達なら私が移るって言ったチームを潰してでも阻止すると思う。｣


知らないチームに置いておくくらいなら、とかなんとか言って。


｢私を勧誘するのはいいけど、お兄ちゃん達に潰されるって前提でする事ね。

まぁどれだけ言われても行かないけど。

.......あとマイキーを殺そうとするなら私はあんたを殺すから｣


私は立ち上がって一虎を上から睨みつけた。


パッと笑顔に戻る。


｢年少に行ってもいいことなんてないでしょ？

恨みはあるだろうけど殺さずに喧嘩だけで何とかする事ね。｣


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