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「誰?こいつ」


蘭「知らね〜
声かけられたから遊ぼうとしただけ」


蘭ちゃんがいつものように後ろから抱きしめてきて頭に顎を乗せた。


女「ちょっと!
急に出てきたくせに蘭ちゃんと竜胆くん取らないでよ!!!」


女の言葉に友達の何人かがブッと吹いた。


「甘ったるい香水つけてこっち来ないでよ
てか蘭と竜胆は元々私のだし。」


女「なっ!

何このブス!!!」


竜胆「ふはっ

兄ちゃん、Aのことブスって言ったぞ、こいつ。」


蘭「だな〜だったら血の繋がった俺らもブスってわけだ」


“血の繋がった”そう聞いて女は顔を青冷めた。


「結構似てると思うんだけどなぁ、私たち。

顔の似てる私達がブスだったら
あんたの顔は何?」


ニッコリと笑って言うとこいつ!!!と言って殴りかかってくる。


素人の拳は直ぐに掴めて。


「女だからって手ぇ出てきたら容赦しないよ〜?」


片岡「A、時間」


「あ、そうだった」


私はパッと手を離して蘭から離れる。


「ごめんね、二人とも

今忙しいからまた家で」


竜胆「忙しい?

てかホテル違ぇのになんでここにいんだよ」


「ちょっと色々ね、

それじゃ、あんまり女の子たちと遊んでちゃダメだよ〜」


二人から離れて皆と先を進む。


店の奥までいつの間にか来ていたようでメグが壁に沿って見ていた。


蘭「あの先VIPじゃねぇか」


竜胆「行きてぇの?」


「!着いてきてたの」


二人が着いてきていたようで、私の後ろから顔を覗かせた。


蘭「行きてぇなら俺らと行く?」


岡野「え、VIPなんですか?!」


竜胆「まぁ」


「どうせ女に貢がせたんでしょ......」


小さく溜息を着く。


「でもVIPの蘭ちゃんたちがいても無理。

外にいる男子たちも中に入れないといけないから、どっちみちあの見張りを何とかしないといけない.......」


片岡「茅野さん、渚を呼んできて」


茅野「うん、」


蘭「へぇ、面白そ〜なことしてんじゃん

蘭ちゃんたちも連れてって」


「だめ〜」


竜胆「普通の中坊がホテルに潜入なんてしねぇだろ」


「何を言ってもダメなものはダメだよ」


せんせーの事がバレたらめんどくさいし、暗殺者がこの先いる。


いくらなんでも二人を連れて行きたくない。


潮田「おまたせ」


片岡「A、どうする?」


「客を使うしかないとは思うんだけど、」


ユウジ「おう待てって彼女等

大サービスだ
俺の十八番のダンスを見せてやるよ」


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美海(プロフ) - ayakaさん» そう言ってもらえて嬉しいです🥺更新楽しみに待っていてください☺︎ (2021年11月15日 7時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 蓮さん» 笑い要素も必要かな〜って👍 (2021年11月15日 7時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
ayaka(プロフ) - もうほんとこの作品大好きすぎる😍😍いつも楽しみにしてます! (2021年11月15日 0時) (レス) @page13 id: b36e270980 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - お兄さんが心配でならない人!!私かい、!!が好きすぎるwww (2021年11月14日 11時) (レス) @page8 id: 6d37bdf342 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 優さん» わぁ、それはすみません笑更新楽しみに待っていてください☺︎ (2021年11月11日 7時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美海 | 作成日時:2021年11月7日 13時

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