5 ページ5
.
授業が終わり、皆と山を降りる。
茅野「今日も疲れたね〜」
神崎「ふふ、そうだね」
「いやぁ、久々に疲れたよ」
赤羽「いやAちゃん寝てたじゃん」
「あはは、見てた?」
潮田「そりゃせんせーに起こされてたからね」
皆降りていく方向は一緒のため、皆で山を降りる。
山を降りた麓に、バイクが2台止まってて。
マイキー「お、きたきた」
「おまたせ〜」
マイキーのところに駆け足で行き、ギュッと抱きつくと抱き締め返してくれて。
ドラケン「お前が真面目に学校行ってるの珍しいな」
「そ?まぁ遅刻して行ったけど。」
マイキーのバブの後ろに乗り、肩にかけていたカバンをリュックで背負う。
「あ、皆またね〜」
呆然とする皆に手を振るとマイキーはエンジンをかけて。
マイキー「飛ばすぞ?」
「おー」
マイキーの腰に腕を巻き付けると、バイクを飛ばして。
私を乗せていても相変わらずスピードを出すマイキー。
椚ヶ丘から渋谷は意外と近い。
バイクで走ればすぐだ。
いつもの神社の前に着き、ありがとう、と言うとマイキーは頭を撫でてくれる。
マイキー「友達できたんだな」
「うん、さすがに東卍入ってることは言えなかったけど」
ドラケン「ま、進学校だしな」
私が椚ヶ丘に入ったのは祖母の進めから。
小学生の頃、兄二人が年少に入ってしまい、親もまともに育ててくれなかったため、
母方の祖母が痺れを切らして私を養子として迎え入れてくれた。
六本木から渋谷に移り住んだ私は、兄達の居ない生活に慣れず、学校でも浮いていた。
そんな時に公園で会ったのがマイキー。
一人の時間私のそばに居てくれた。
遊びに連れていってくれた。
私の光だった。
.
1677人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らむねすきぴ((殴 - めっちゃ面白いですね、私大好きです作品と作者が。 (2022年6月20日 18時) (レス) @page9 id: aa2b55b842 (このIDを非表示/違反報告)
らむねすきぴ((殴 - なんだろう。私も同じ心情でs((( 私殴られすぎじゃね (2022年6月20日 18時) (レス) @page9 id: aa2b55b842 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ - なんだろう。この小説見てるとプリンとねるねるねるね食べたくなってくる。응원합니다! (2022年4月4日 23時) (レス) @page7 id: 63c79b7286 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - 面白いです!暗殺教室も東京卍リベンジャーズも好きなので嬉しい限りです!この作品推します!更新頑張ってください (2021年9月26日 16時) (レス) id: 5cfb1f0151 (このIDを非表示/違反報告)
夜露姫 - めっちゃ面白いですw!応援してますっ。更新頑張ってください! (2021年9月26日 13時) (レス) @page17 id: 00eb832e07 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:美海 | 作成日時:2021年9月22日 18時