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「はぁ........」
赤羽「いつにも増して深い溜め息だね」
「あ〜......ダチが馬鹿すぎて」
休憩中、背もたれにもたれながら溜息を着いた。
赤羽「あはは、だろうね」
せんせーなら分かりやすく教えるんだろうなぁ、なんて思っていると、急に外に出ろと言われた。
めんどくさいため、教室の窓を開けて私は教室の中から外を見る。
「なぁに、急に〜」
赤羽「知らね〜」
窓枠に頬杖を着いて、欠伸をする。
「あれ、イリーナせんせーじゃん」
イリーナ「っあんた好きよ!!!」
そう抱き着いてこようとしたが私が教室にいたため諦めていた。
「はは、どんまい」
イリーナ「はぁ......
で?これどういう事?」
「知らなぁーい」
殺「E組のシステムの上手いところは一応の救済処置が用意されている点だ。
定期テストで学年186人中50位に入り、尚且つ元の担任がクラス復帰を許可すれば差別されたこのE組から抜け出せる。
だが、元々成績最下位な上、この劣悪な学習環境では
その条件を満たすのは難しすぎる
ほとんどのE組生徒は救済の手すら掴めない負い目からエグい差別も受け入れてしまうそうだ」
イリーナ「なんなのよ、急に来いって」
片岡「殺せんせーがイリーナ先生も呼べって」
私は欠伸をして携帯をポケットから取り出す。
圭介達確か今日からテストだったよね、どうだったんだろう。
連絡来てないし、流石に隊長が赤点はやめてほしい。
いや総長のマイキーが赤点とるから意味無いか。
殺「イリーナ先生、
プロの殺し屋として伺いますが、貴方はいつも仕事をする時、用意するプランは一つですか?」
イリーナ「いいえ、本命のプランなんて思った通りに行った方が少ないわ。
不足の事態に備えて予備のプランをよりねん密に作ることが暗殺の基本よ」
殺「では次に烏間先生
ナイフ術を生徒に教える時、重要なのは第一撃だけですか」
烏間「第一撃はもちろん最重要だがその次の動きも大切だ。
強敵相手ならば第一撃は高確率で交わされる。
その後の第二撃、第三撃を以下に高精度で繰り出すかが勝敗を分ける」
皆何が言いたいのかわかっていない様子だ。
確かに、一度目殴った時それが確実に入るとは限らないもんね。
前原「結局何が言いたいんだよ」
殺「せんせー方の仰るように君たちはどうでしょう」
せんせーはクルクルと回り始めた。
それ、こっちにも被害来ない?
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らむねすきぴ((殴 - めっちゃ面白いですね、私大好きです作品と作者が。 (2022年6月20日 18時) (レス) @page9 id: aa2b55b842 (このIDを非表示/違反報告)
らむねすきぴ((殴 - なんだろう。私も同じ心情でs((( 私殴られすぎじゃね (2022年6月20日 18時) (レス) @page9 id: aa2b55b842 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ - なんだろう。この小説見てるとプリンとねるねるねるね食べたくなってくる。응원합니다! (2022年4月4日 23時) (レス) @page7 id: 63c79b7286 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - 面白いです!暗殺教室も東京卍リベンジャーズも好きなので嬉しい限りです!この作品推します!更新頑張ってください (2021年9月26日 16時) (レス) id: 5cfb1f0151 (このIDを非表示/違反報告)
夜露姫 - めっちゃ面白いですw!応援してますっ。更新頑張ってください! (2021年9月26日 13時) (レス) @page17 id: 00eb832e07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美海 | 作成日時:2021年9月22日 18時