. 元東卍メンバーは公安警察の警部さん ３

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｢コナンくん？」


公安に戻ると会議室の一角にパソコンを覗く子供の姿が見えた。


ｺﾅﾝ｢Aさん、」


｢なんでここに、

.......降谷さん、こんな子供を巻き込むって言うんですか」


降谷｢彼は組織に小さくされた工藤新一だ。

被害者の一人。
頭も切れる。

利用するには申し分ない。」


ｺﾅﾝ｢利用って言い方......

Aさん、改めて工藤新一です」


薬で小さくなった、


なんて信じられないが、タイムリープができている時点で何も言えない。


｢........はぁ危ないことしたら怒るからね」


そう言い、パソコンを開く。


FBIやCIAなど世界の機関と手を組んでの一斉撃ち込みだ。


報道されているのはほんの一部のみ。


上が圧力をかけて抑えているとか。


各国の機関と連絡を取りつつ、その日に向けて着々と準備が進められていた。


ここ最近は日本に拠点を置いているため幹部たちも勢揃い。


そのため、多国からの訪問が多い。


降谷｢徳田、」


｢はい」


降谷｢警部で推薦を断っているお前には前線に出てもらわなければいけない。

それでもいいな」


前線に出る。


態々警部と言っているため私は誰よりも前に立たなければいけないのだろう。


死ぬ確率が高くなるということ。


降谷｢お前の前に俺や赤井が立つ。
でも他のやつより危険が早いということだ。」


｢そんな覚悟、とっくにできてますよ。」


いくら防護服を着ても死ぬときは死ぬ。


｢生きて帰ったときは降谷さんがご飯奢ってくださいね」


へらりと笑って、私はパソコンに目を戻す。


するとポケットに入っていたスマホが音を鳴らして。


相手を見るが非通知。


仕方なく電話に出ると、昔聞いた声が聞こえてきた。


半間『よぉ、』


｢.......なんであんたがこの電話番号知ってんの？」


指名手配中の半間修二。


エマを稀咲と共に殺した一人。


｢返答によっては許さないわよ」


私は部下に逆探知、と言い、逆探知の機器とスマホを繋げ、スピーカーにした。


半間『許さねぇ、なぁ

マイキーの妹を殺してる時点で許してねぇだろ』


私の旦那のことを知る人たちが驚いた。


そりゃそうだろう、旦那の妹を殺した奴と話しているのだから。


私はパソコンで指名手配犯のページを開き、半間のページを開く。


半間『お前、公安警察だろ？』


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