. 元東卍メンバーは公安警察の警部さん ３

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場地と万次郎が言い合いを始め、皆が笑っている時に私は皆の顔を見る。


昔と何も変わらない。


ただ、それが嬉しかった。


花垣｢Aさん｣


｢花垣くん。

........色々思うところあるだろうけど


良かったね、｣


ﾀｹﾐﾁ｢！はい

俺、ヒナと一緒になって

じいちゃんばあちゃんになるまで一緒だったんです｣


｢お、良かったね、

今回も会えた？｣


ﾀｹﾐﾁ｢はい、会えました！

でも一緒にいるかは今決めかねてて、｣


｢え、なんで、一緒にいたらいいじゃん｣


ﾀｹﾐﾁ｢数十年来一緒にいたんすよ？

飽きもありますし｣


｢えぇ、ヒナちゃんにはないと思うけどなぁ。｣


そう言ってるとA〜！！！


と私の名前を呼ぶ声が聞こえる。


｢やば、｣


バタバタと足音が聞こえ、階段を登って鳥居をくぐってきたのは蘭ちゃんと竜ちゃん。


蘭｢A？今日はお兄ちゃん達とお出かけだって行ったよね？

なにボスと出かけてんの？｣


｢い、やぁ.....ほら、皆集まる日だったし？｣


竜胆｢イザナがマイキーは喧嘩に行ったって言っていた。


それにAもついて行ったって！

ボス！Aは不良じゃないんだから喧嘩の場に連れて行くな！｣


ﾏｲｷｰ｢仕方ないだろ、着いてくるんだから｣


｢ちょ、喧嘩に勝手に行ったのは万次郎じゃん！｣


三ツ谷｢ちょっと待て！


え、なんで灰谷兄弟がいんの？｣


タカちゃんが私達の言い合いの間に入り、交互に見てくる。


蘭｢三ツ谷じゃん。

って東卍勢揃いかよ、まだガキじゃん笑う〜｣


｢私のお兄ちゃん。


皆警戒心ダダ漏れだけど安心して。
今は無駄な喧嘩してないからこの二人。｣


竜胆｢そーそ
まぁ妹に手ぇ出すやつぶっ飛ばしてはいるけどな｣


蘭｢今は六本木以外で喧嘩してねぇ〜し

六本木でまた上取ったけど｣


なんて言う二人に皆は苦笑いをした。


竜胆｢ほら帰るぞ〜

ボスも真一郎くん心配してたからさっさと帰れよ？｣


ﾏｲｷｰ｢真一郎心配してたところでどうでもいいじゃん｣


蘭｢たしかに言えてる｣


千冬｢Aさん、

また会えますか？｣


私はニッコリと笑う。


｢会えるよ


あ、連絡先交換する？｣


ポケットからスマホを取り出して皆に見せる。


すると持ってるならさっさと言え！！！と怒鳴られてしまって。


いやだって、皆持ってるとは思わないじゃん？



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