. 元東卍メンバーは公安警察の警部さん ３

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アテンドさんが手伝ってくれて私は特攻服に腕を通す。


マイキーはジャケットを脱いで特攻服を羽織って。


｢はは、懐かしい｣


ﾏｲｷｰ｢俺らもういい大人なんだけどな、｣


ﾄﾞﾗｹﾝ｢大人になろうがお前らは俺らのトップだ。｣


三ツ谷｢お前らが思ってる以上に俺らはお前らの事好きなんだよ。

今それぞれ仕事についているが、お前らが一声かければこれだけが集まる。
何かあったときも仕事なんか放ってお前らのところに飛んでくる奴らばっかだ。｣


千冬｢貴方たちが東卍を思うぐらいに俺らは貴方たちのことが好きなんす。
それは場地さんもきっと同じです。

忙しいAさんと総長の結婚式、盛大に祝いたかった。」


もう、あの頃のように大騒ぎはできないけど、


こうしてまた皆と集まれている。


私は涙を拭いて、みんなを見る。



「ありがとう。

結婚式するつもりなかったけど、してよかった。
皆にこうして会えてよかった。

本当にありがとう。」


ﾏｲｷｰ｢ははっ、愛されてんなぁ、俺ら。」


私はコナンくん達を見る。


｢私達、暴走族だったけどね、女の子には絶対手を出さない、自分のケツは自分で拭いてた。
普通の子達からしたら怖い存在かもしれないけど、私達は家族みたいに仲間を思っていたの。

それだけはわかってほしい。」


ｺﾅﾝ｢僕がトイレに行ってたらね、男の人が話しかけてきて、楽しそうに昔の話をしてくれたんだ。
本当に大好きなんだなって思ったよ。」


ﾗﾝ｢いい人も多いんだなって知れた良いきっかけでした。

Aさん、招待してくれてありがとうございました。」


私はニッコリと笑う。


司会｢さて、惜しくも最後になりました。

新婦様からのお手紙です。」


私は立ち上がり、マイクスタンドのあるところまで行く。


マイキーも隣に立ち、花束を持ってくれて。


新婦からの手紙は基本的に両親に向けてだ。


だが、私には親がいない。


それはマイキーも同じ。


だから、



｢創設メンバーへ」


私達はこれしかないと、そうすぐに決まったのだ。


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