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竈門｢よく晴れたこの日に｣
炭治郎が新入生代表挨拶で前に立っている。
チラリと右横を見れば女の子達は目を輝かせていて。
そして先生達の方を見る。
宇髄さんだけではない、見慣れた顔が揃っている。
だが見た限りでは、
宇髄さん以外覚えていないのか。
宇髄さんは少し泣きそうに炭治郎を見ている。
だが他の人達は
ただ、一生徒として。
私は小さく溜息をつく。
炭治郎を再度見ると、こちらを見ていて。
笑ってみせると安心したように話を続けた。
数十分後、入学式が終わり皆教室に戻り始める。
多分教室に戻ったら自己紹介とかだろう。
バラバラと戻っていいようで、私も立ち上がる。
女の子達に絡まれている炭治郎を横目に見てから、体育館シューズから上履きに履き替えた。
竈門｢あ、ちょ、A！待ってくれよ｣
先に行こうとしていると女の子達の中から抜け出してこちらに来る炭治郎。
女の子達の視線はこちらへと来て。
｢女の子達はいいの？
久々にあったんじゃない。｣
竈門｢いいんだよ、
せっかくAと同じ高校に来たんだから。
それより俺が挨拶してた時なんで先生の方を？｣
｢.....いや、どんな先生がいるのかなって思ってさ｣
不死川｢お前らさっさと教室に戻りやがれェ！！｣
不死川さんだ、
竈門｢俺達も戻ろう、｣
｢あ、うん。｣
炭治郎の後ろを着いていく。
｢そう言えば炭治郎、
今日一緒に帰れないの｣
竈門｢どこか行くのか？俺もついて行くけど｣
｢ううん、ちょっと提出書類に不備があったから先生に呼び出されててね｣
竈門｢そっか。
今日はAの家でお祝いがあるそうだ、早く帰ってこいよ？｣
｢うん、分かってる｣
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作者名：美海
| 作成日時：2020年12月11日 17時
