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お昼の時、炭治郎の様子変だったな。


と思いながら炭治郎と帰るために炭治郎のクラスに行く。


「炭治郎、帰ろ〜......あ、」


教室を覗くと炭治郎が女の子達と話してて。


玄弥「炭治郎呼ぶか?」


私に気づいた玄弥がこちらに来る。


炭治郎も女の子と話すよね、そりゃ。


「ううん、いいや。

先に帰ったって言っててくれない?」


玄弥「おう、わかった」


よろしくね、と言い私は教室を後にする。


久々に一人で帰るか、と思っていると前からしのぶちゃんが歩いてきて。


胡蝶「!!!

A、さん」


「!しのぶちゃん、記憶あるの?」


胡蝶「はい、

カナヲが上弦の名を出した時に姉も一緒に、」


「はは、本当恨まれてるねぇ、童磨の奴。」


胡蝶「......Aさん、」


「ん?」


胡蝶「元気にしていましたか」


しのぶちゃんは優しく微笑んで聞いてくる。


私は少し言葉をつまらせてしまう。


「、元気だよ

今も昔も。」


胡蝶「そうですか、

何か相談があれば何時でも私達を頼ってくださいね」


「うん、ありがとう」


多分、炭治郎のことだろう。


胡蝶「それよりいつも炭治郎くんと帰っているとカナヲから聞いていますが、一人で帰られるんですか?」


「ほら炭治郎モテるから......」


胡蝶「あぁ、なるほど

では私に任せてください」


しのぶちゃんに腕を掴まれて、私が歩いてきた道を戻る。


「え、ちょ!」


行った先は炭治郎のクラス。


先程のようにドアが開いていたため、しのぶちゃんは気にせず教室に足を踏み入れた。


「しのぶちゃん、他クラスの生徒が入るのは......!」


胡蝶「私は三年ですよ?」


ニッコリと笑うしのぶちゃんは昔と何も変わらない。


玄弥「A?と栗花落の.....」


胡蝶「あぁ、玄弥くんですか。不死川さんの弟の。

炭治郎くんはどこに?」


玄弥「た、炭治郎ならそこに.....」


三年生がいることで少しざわめき、その三年生が炭治郎目的だと分かると余計にうるさくなった。


しのぶちゃん、可愛いもんなぁ。


なんて思っていると、しのぶちゃんは炭治郎の周りにいる女の子なんて目もくれずに炭治郎の前に行った。


竈門「カナヲのお姉さんの、」


胡蝶「胡蝶しのぶですよ、炭治郎くん。

Aさんが一人で帰ろうとしていたので連れてきました。

あなたはそれでいいんですか?」



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作者名:美海 | 作成日時:2020年12月11日 17時

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