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童磨がこちらに来たのは大学の方での用事だそうだ。
その用事が一ヶ月あるらしくずっと家に泊まっている。
「はぁ、」
と深く溜息を着く。
童磨が泊まり初めて二週間。
毎日が濃すぎて疲れが溜まっていた。
授業合間の休憩。
自分の席に座り、深く溜息を着いた。
煉獄「む!徳田少女!悩みか?!」
顔を上げると元気な煉獄さんがいて。
「あー、ただ疲れてるだけなのでご心配なく」
煉獄「そうか!疲れは寝て取りなさい!」
「は〜い、」
相変わらず元気だなぁ、と思う。
次日本史か。
煉獄さんがいるからそりゃそうか、と思いながら日本史の教科書を取り出した。
童磨が泊まっていることは竈門家に伝えている。
だから炭治郎も気を使ってくれている。
授業が始まるまで数分あったため、
横にかけていたカバンからスマホを取り出し見てみると、カナヲから連絡が来ていた。
昼に二人で話したい、とラインが送られていた。
なんの事だろうか、そう思いながらOKとスタンプで返す。
チャイムが鳴ったため、スマホをしまい、ノートを開く。
お昼は炭治郎に呼ばれるため一緒に食べているがあまり話さない。
二人で話したいと言っていたがどこで話すのだろうか。
少し気になりながらもペンを走らせた。
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作者名:美海 | 作成日時:2020年12月11日 17時