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お昼になり、わざわざ炭治郎が教室まで迎えに来た。
教室から出ると炭治郎の横には玄弥が立っていて。
竈門｢さっき体育だったから少し臭うかもしれないが許してくれ
ちなみにこっちはいつも一緒にご飯を食べている、不死川玄弥だ。｣
知ってる、
知ってるよ。
｢大丈夫だよ、
初めまして、玄弥くん。
私は徳田A
炭治郎の幼馴染なの｣
玄弥｢よ、よろしく.....｣
｢不死川って事は数学教師の不死川先生と家族なの？｣
玄弥｢兄ちゃんなんだ、｣
｢そっか。
よく似てる｣
にっこりと笑うと頬を染めて。
ほんと、昔から変わっていない。
屋上のドアを開けると、数人の生徒がご飯を食べていて。
我妻｢炭治郎〜！玄弥〜！こっちこっち！｣
竈門｢すまない！待たせたな｣
我妻｢！Aちゃん昨日ぶりだねぇ｣
｢こんにちは、善逸さん。｣
カナヲと、伊之助だ。
伊之助はご飯を口いっぱいに入れて、こちらをジッと見てくる。
私はそれに気付かないふりをして炭治郎の隣に腰をかけた。
栗花落｢わ、私栗花落カナヲ
よろしくね｣
｢徳田Aです、｣
我妻｢ほら、伊之助も｣
伊之助の方を見ると、まだこちらをジッと見ていて。
伊之助｢......A、｣
私は目を見開く。
竈門｢伊之助と知り合いだったのか、A｣
｢うん、そうなの。
久しぶり伊之助｣
伊之助も記憶ある、のか。
栗花落｢Aちゃんは炭治郎と幼馴染なんだよね？
なんで中学はこっちじゃなかったの？｣
｢幼馴染離れしなきゃいけないと思ったんです、
ほら、炭治郎って優しいでしょう？｣
一緒にいる自信なんかなかった、
そんなことを言える訳もなくて。
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作者名：美海
| 作成日時：2020年12月11日 17時
