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小さい頃から頭の中に知らない記憶があった。


何かを握った時にそれはいつも脳裏に浮かんで。


直ぐにわかった、


前世の記憶だと。


私は前世で、鬼を狩っていた鬼狩りだと。


親の目を盗んで幼いながらに調べたが、前世の記憶を覚えている人はそう簡単にいないようで。


だから私は口を噤んだ。


他の鬼殺隊隊士と出会えば、


また昔のように笑い合える。


そう思っていたのに。


竈門｢おれ、かまどたんじろう！
きみのなまえは？｣


｢わ、たしは、｣


なんで、


なんで


炭治郎、



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作者名：美海 | 作成日時：2020年12月11日 17時

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