. 前世は鬼殺隊、その記憶ございます。３

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先生達が来てから勉強が捗って。


まぁ主に善逸と伊之助だが。


玄弥は不死川さんに家で教えて貰っているのか頭はいい方。


私は童にぃが居るし炭治郎は元々頭がいい。


煉獄｢三人は大丈夫か？｣


玄弥｢あ、はい
俺は大丈夫です｣


竈門｢俺も今のところは｣


｢私も〜｣


苦手なところを潰していくのは得意だから。


煉獄｢そうか、分からなければ言ってくれ！｣

！ね
｢はーい｣


シャーペンの芯を出してなんだっけ、と考える。


竈門｢A、ここ分かるか？｣


｢ここはね｣


そう炭治郎に教えようとすると鞄に入れていたスマホが音を鳴らした。


誰かからの電話で。


｢ごめん、出てくる｣


スマホを持って廊下に出る。


｢童にぃどうしたの｣


童にぃからで。


童磨『あ、A？
まだ学校？』


｢そうだけど。｣


童磨『父さんと母さんが帰ってくるから空港に迎えに行ってそのまま食べに行こうって話になったんだけど今から迎えに行っていい？』


｢え、おばさん達帰ってくるの？｣


童磨『あれ、聞いてないの？』


｢聞いてないよ｣


童にぃと最近会ってなかったからなぁ。


童磨『取り敢えず迎えに行くからね？
家に帰ってもおばさん達も来るからご飯ないよ』


｢うっそ！じゃあ行くいく。
校門の前で待ってる｣


私は電話を切って教室に戻る。


｢みんなごめん、私帰らないと｣


竈門｢何かあったのか？｣


｢おばさん達が帰ってくるから空港に迎えに行くって。
お母さん達も行くから一緒に来ないと晩御飯ないよって言われちゃって｣


我妻｢あれ、でもAご飯作れたよね？｣


｢作れるけど朝冷蔵庫見た時何も入ってなかったの。
もう六時過ぎてるし今からスーパー行ってもいい物売ってないから｣


私は鞄を持って教科書を閉じる。


｢それじゃあまた明日ね｣


宇髄｢おー、気をつけろよー｣


煉獄｢うむ！迎えが来るからと言っても油断はするな！｣


｢油断って......

ま、気をつけるよ｣


私は手を振ってパタパタと教室から出る。


ほんと迎えに行くなら前もって言ってくれてたらいいのに。


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