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三年生は進路で皆ピリついている。
騒がしかった教室も静かで。
放課後よく図書室や自習室で勉強をしている生徒を見かける。
私は先生に余裕で大学の入試は合格するだろうと言われている。
と言うかもう一つ上を狙えると。
でもまぁ前世のように好きに生きれる時代だ。
自分の決めたところに行く。
我妻「あぁー、もうわかんない」
善逸が頭を抱えた。
「何処がわかんないの」
我妻「わかんない所がわかんない」
「もう、」
皆図書室や自習室に行っているため教室は私達の貸切だ。
竈門「ゆっくりとやれば出来る、
伊之助は分からないところはないか?」
嘴平「俺様は頭いいからな!」
玄弥「書くことができたらの話だけどな」
嘴平「んだと?!」
「もー、落ち着いて、」
喧嘩しそうな二人を止めて私は善逸に参考書を渡す。
「取り敢えず誰か先生呼んでくるから」
ガタッと立ち上がる。
我妻「宇髄さんは辞めてね?!」
「それはわかんない。
暇な先生呼ぶから」
私は欠伸をしながら職員室に向かう。
玄弥がいるから不死川さん来てくれるかな。
あ、でも炭治郎がいるから喧嘩になるか。
先生誰が暇だろう。
そう思い一階に降りて職員室のドアをノックする。
「失礼します
三年の徳田です」
先生「どうした?」
「炭治郎達と勉強してるんですけど手がつけれなくて。
何方か手が空いている先生に来て頂きたいなと思いまして」
先生「先生今暇じゃないからな〜。」
宇髄「俺と煉獄で行ってやろうか」
「お二人共来てくださるんですか?」
煉獄「うむ!仕事は今は空いているからな!」
二人が来てくれたら私も炭治郎も自分の勉強が出来るな。
「じゃあよろしくお願いします」
私はニッコリと笑って職員室から出る。
宇髄さんは美術教師だが頭はいい。
杏ちゃんも歴史の先生だ。
他の教科も出来るだろう。
宇髄「猪は大丈夫なのかよ?」
「頭はいいですからね。
字が書けるかどうか。
あと善逸がもうお手上げ状態です」
煉獄「それは大変だな!」
「そうなんですよ」
階段を登って教室に戻る。
善逸に宇髄さんは辞めてって言われたけどまぁいっか。
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雛*煉獄家大好きマン - おめでとう。夢主ちゃん煉獄さん。おめでとう。もう言葉が出てきません…。涙が止まらないです。前世で出来なかった事を現世で沢山して欲しいです。心を燃やして精一杯に。美海★様、神作品をありがとうございます。ずっと応援してます! (2020年3月25日 1時) (レス) id: 477d69c1a8 (このIDを非表示/違反報告)
ねこち(プロフ) - 涙なくしてはみれませんでした(´TωT`)最っ高です。この先もずーっと応援しています!!素敵な作品ありがとうございました。 (2020年3月24日 21時) (レス) id: 68de1141ed (このIDを非表示/違反報告)
さかな - もう、やばです。泣くところでした。( °´^` ) 神作品をありがとうございました!次回作もまた読ませて頂きます!応援してます! (2020年3月24日 20時) (レス) id: 665a1091fd (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - う〜もお!何でこんなにも神作品なの!言葉にならないぐらい、面白くて、悲しくて、驚きで、感動的な作品でした!こんなにも面白い作品を書いてくれて、ここに出してくれて、ありがとうございました!!(*>∇<)ノ (2020年3月24日 19時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
kyasuta - えっ、、神ですか。神ですねわかります。クラスの子達優しぃヽ(;▽;)ノ更新頑張ってください。 (2020年3月22日 12時) (レス) id: a847137800 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美海 | 作成日時:2020年3月9日 23時