. 前世は鬼殺隊、その記憶ございます。３

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卒業式が終わる頃には皆号泣で。


生徒会長の話で泣いてしまった。


荷物を持って外に出ると私たちのクラスが最後だったようで皆写真を撮っていた。


童磨｢おめでとう、A｣


｢童にぃ、ありがとう
この学校に来てよかった！｣


私はニッコリと笑う。


中学卒業したばかりの時はグチグチ言ってしまった。


だが今では感謝しかない。


我妻｢Aちゃーん！写真撮るよ〜！｣


｢はーい！
じゃ、行ってくる｣


私は童にぃの傍から離れて皆のところに行く。


スマホを持って写真を撮っていると体育館の片付けを終えた先生達が出てきて。


皆先生と写真を撮りたいのかすぐに群がった。


竈門｢Aは行かなくていいのか？｣


｢うん、終わってからでも撮れるもん｣


杏ちゃんは今は先生なんだから。


ｶﾅｦ｢A！｣


来ていたのかカナヲとしのぶちゃん、そしてカナエちゃんが来て。


胡蝶｢卒業おめでとうございます｣


｢ありがとう！｣


ｶﾅｴ｢もう皆も卒業かぁ、早いわねぇ｣


ｶﾅｦ｢アオイも来てるんだよ、｣


｢え、そうなの？
みんなで来てくれたんだ｣


そう話していると先生達がいたところが少し騒がしくなって。


そちらを見ると目の前に杏ちゃんがいた。


｢え。｣


騒がしくなったのは急に杏ちゃんがこちらに来たからだろう。


友達｢れ、煉獄先生？｣


煉獄｢君はもう卒業したし、

お館様にも許可を頂いた！｣


杏ちゃんは私の左手を取って。


煉獄｢あの時果たせなかった約束を果たそう、A｣


左手の薬指にハメられたのはダイヤモンドが小さく入っている指輪。


｢きょ、杏ちゃん皆の前で、｣


煉獄｢A、俺と結婚しよう！｣


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