. 前世は鬼殺隊、その記憶ございます。３

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コンテストが終わってから唐揚げは大繁盛。


委員長｢うん、これなら一位確実だね！！｣


｢そりゃあねぇ｣


四つのフライヤーを動かし順序よく揚げている。


だから待ち時間も少ない。


煉獄｢よもや！凄く繁盛しているな！！｣


ｸﾗｽﾒｲﾄ｢あ、煉獄先生！
先生も良ければ食べていってくださいよ｣


煉獄｢うむ！人が少なくなってから頂こう！

徳田少女を探している人がいてな！借りていくぞ！｣


ｸﾗｽﾒｲﾄ｢どうぞどうぞ〜｣


杏ちゃんに腕を掴まれてその場を離れる。


｢杏ちゃん？どうしたの、｣


ずんずんと歩いて校舎に入っていく杏ちゃん。


向かった先は一年の時と同様、社会科の準備室で。


｢杏ちゃん？｣


杏ちゃんは私の肩に頭を置いて。


煉獄｢出るとは思わなかった、｣


あぁ、コンテストにか。


｢皆が先生方が審査員なら先生達と仲のいい私達を出そうって言われてね。｣


杏ちゃんのふわふわな髪を触る。


珍しいな、嫉妬するの。


煉獄｢今日一日会うことすら出来なかったのに、｣


｢仕方ないよ、お互い忙しいし｣


杏ちゃんは深く溜息を着いて。


煉獄｢すまない、｣


｢何が？｣


煉獄｢バレるような事をしてしまった｣


私はあぁ、と理解をして。


｢大丈夫だよ

バレそうになっても炭治郎達が何とか言ってくれるだろうし｣


あ、でも炭治郎嘘つくの苦手だ、


まぁ善逸と玄弥が居たら何とかなるだろう。



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