. 前世は鬼殺隊、その記憶ございます。３

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体育祭は私達のクラスが一位。


去年はカナヲ達のクラスに負けたから今年こそはと意気込んでいた。


杏ちゃんと電話をしたがあの時二年生と何を話していたのかを聞くと好きな人がいるかどうかの話をしていたそう。


諦めてもらうために彼女が居ると言ったと。


友達｢噂になってんね〜｣


友達が後ろを向いてそう言った。


｢何が？｣


友達｢煉獄先生の彼女｣


｢あぁ、｣


私は椅子の背もたれに凭れる。


友達｢煉獄先生があの告白した女の子に言ったんでしょ？
彼女がいるからって。｣


｢らしいねぇ。
聞いた話では諦めてもらうためらしいよ｣


友達｢へぇ〜。
それで？噂になってるご感想は？｣


｢別にどうも思わないよ、｣


クラスでも受験勉強そっちのけでその話だ。


次の授業歴史だから騒がしいんだろうなぁ。


そう思っているとチャイムか鳴ると同時に杏樹ちゃんが入ってきて。


煉獄｢始めるぞ！｣


ｸﾗｽﾒｲﾄ｢先生先生！！
今噂になってる彼女ってどんな人？！｣


ｸﾗｽﾒｲﾄ｢可愛い？！｣


ｸﾗｽﾒｲﾄ｢いつから？！｣


皆は気になってしょうがないようで。


炭治郎達は此方を見てニヤニヤしていて。


杏ちゃんは此方を見てから手を叩いた。


煉獄｢その前に挨拶！｣


委員長｢きりーつ｣


杏ちゃんはなんて言うのだろうか。


友達｢目の前で話さないといけないって相当辛いよ｣


友達が振り返って小声で言ってくる。


｢そうだね｣


ま、仕方ない事だろう。


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