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｢はぁあ｣
屋上の柵にもたれかかって空を見上げる。
キツイ言い方しちゃったな、と後悔して。
炭治郎達も来ないから多分杏ちゃんと話しているのだろう。
宇髄｢お、Aどうしたんだ｣
宇髄さんの声がして声の方を見ると普通なら入れないハシゴを登った所の屋上にいて。
｢宇髄さん.....なんでそんな所に居んの？｣
宇髄｢それはこっちのセリフだっつーの。
もうすぐ授業始まんぞ｣
｢戻りたくない｣
私は座り込んで足を抱えた。
宇髄｢誰かと喧嘩でもしたか？｣
｢.....｣
宇髄｢おいおい、まさか｣
｢そのまさか｣
宇髄さんは溜息を着い此方まで来て。
宇髄｢今度はなんの喧嘩だ。｣
隣に腰をかける宇髄さん。
｢女の人、
杏ちゃん私がハワイに行ってる間に女の人と出かけてた。
それを隠していたの｣
宇髄｢女ァ？｣
私は宇髄さんにスマホを渡して写真を見せる。
宇髄さんはあー、と声を漏らして。
宇髄｢こいつァ煉獄の大学のダチだな。
サークルが一緒かなんかで一時期付き合ってたやつだ。｣
｢なんで今更会ってんのよ、｣
私ははぁ、と溜息を着いて足を伸ばして柵にもたれ掛かる。
宇髄｢さぁ、街で会って飲みに行ったんじゃねぇの？
彼奴の事だし変なことはしてないだろ｣
｢だったらそう普通に言えばいいじゃない、隠してるほどなんだからやましい事があるんでしょ｣
宇髄｢あいつがそんな奴に見えるか？｣
そう言われ私は少し黙る。
｢見えない、けど。｣
宇髄｢そーいう事だ、あいつを信じてやれよ。
やっと会えたんだから｣
宇髄さんは立ち上がって此方を見た。
私は柵に体重をかけるとピキンッと高い金属音がして。
凭れかかっていたはずが浮遊感を感じた。
｢え、｣
そのまま後ろに倒れてしまい、空が見える。
下からはカランカランと金属の音が聞こえて。
私はすぐに落ちないように屋上の溝に手をかける。
｢っ！！｣
ブランとぶら下がって。
生徒｢っ！！冨岡先生！！屋上！！｣
運動場側だった為体育だった子が冨岡さんにそう言う声が聞こえて。
宇髄｢っ！！A！｣
宇髄さんが腕を伸ばしてくれる。
｢宇髄さん、｣
溝を掴んでいない方の手で宇髄さんの手を掴む。
するとすぐに持ち上げてくれて。
｢はぁ、はぁ......｣
息を上げて座り込んでいるとパタパタと騒ぎを聞き付けた先生達が来た。
途端目の前が真っ暗になった。
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優 - ヒロアカと鬼滅の刃のクロスオーバーがいいです (2020年3月5日 9時) (
レス) id: 55ae04ad64 (このIDを非表示/違反報告)
クロノ(プロフ) - すみません、21の｢公立じゃないから問題起こせば大学の可能性が高いんだよ、知ってた？｣は誤字ですかね…？大学ではなく退学だと思います。間違ってたらすみません！ (2020年3月4日 8時) (レス) id: 671f4436ea (このIDを非表示/違反報告)
パン太郎(プロフ) - 初コメ失礼します！鬼滅とハイキューのクロスオーバーとかみてみたいです！ (2020年3月3日 17時) (レス) id: 18b1a7c42a (このIDを非表示/違反報告)
ルーナ(プロフ) - 鬼滅の刃と名探偵コナンのクロスオーバーがいいです！！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: c3b1fdc01e (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - 1の鬼滅の刃がいいです！！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 1f2db930a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海
| 作成日時：2020年2月17日 22時
