. 前世が鬼殺隊？そんな記憶ございません【煉獄杏寿郎】

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. カナヲ side .


ｶﾅｦ｢Aは思い出すつもりないって｣


竃門｢そうか.....｣


Aと遊びに行った帰りに炭治郎の家に寄った。


そこには善逸と伊之助、玄弥も居て。


我妻｢Aからしたら記憶がなくてもいいもんね｣


嘴平｢諦めんのかよ！｣


玄弥｢確かに......俺、煉獄さんの隣で笑ってる彼奴が好きだ｣


ｶﾅｦ｢それは私だって......｣


でも煉獄さんもAが思い出すことを望んでいない。


竃門｢だけれど俺らが望んでもAが、煉獄さんがまた昔の関係に戻ることを望まない限り意味ないんだ

だったら俺らは何もしない方がいいと思う｣


我妻｢そうだけどさ......｣


禰豆子｢お兄ちゃーん？｣


竃門｢禰豆子、｣


禰豆子ちゃんがお店から出てきて。


禰豆子｢あら、皆さんお揃いで。
中に入って話せばいいのに｣


我妻｢ねぇ〜ずこちゃ〜ん！！
相変わらず可愛いねぇ〜！！｣


私はガードレールに腰をかけて炭治郎を見る。


ｶﾅｦ｢取り敢えずAには私から話しておくから煉獄さんお願い｣


竃門｢分かった。｣


禰豆子｢Aさん、記憶ないんだっけ？｣


竃門｢あぁ、カナヲが今日二人で遊びに行ってくれて｣


いつかは話さなければいけないと思っていたけどAから前世のことと鬼殺隊のこと聞いてくるなんて。


我妻｢まぁ、思い出してほしいって言うのは俺らの我儘だからね。｣


また昔のように笑いあいたいという私たちの我儘。


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