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カナヲちゃんといちごフェアに来た。


食べ放題で私もカナヲちゃんも心を踊らせて。


「え、二年生?!」


カナヲ「うん、気づかなかった?」


「全然知らなかった」


てっきり同い年とばかりに。


「え、だったらなんで一年の竃門くんとかと一緒に?」


カナヲ「昔から仲良いの」


へぇ〜、と私はケーキにフォークを刺して言う。


「そう言えばさずっと聞きたかったことがあるんだけど」


カナヲちゃんはなに?と紅茶を飲んでから此方を見て。


「“前世”とか“きさつたい”って大正時代の事だよね?
親にも童にぃにも聞いたけど何隠してるみたいだし。
教えてくれない?」


そう言うとカナヲちゃんは少し考えて。


カナヲ「後悔しない?」


「しないよ。
私から聞いたんだし。
それに体育祭の前から可笑しいの。

煉獄先生が脳裏に浮かぶって言うか.....」


カナヲ「そう.....」


カナヲちゃんは何処から話そうか、と少し迷っていて。


カナヲ「私を含めたあの五人、あと煉獄先生もそうだし宇髄先生や冨岡先生、不死川先生、あと悲鳴嶼先生も。

他にも何人か居るけど全員“前世の記憶”を持っているの」


前世の、記憶?


「いや前世の記憶って本当なの?
私をバカにしてるんじゃなくて?」


カナヲちゃんは至って真面目なようで。


前世なんて科学的に証明されていない。


てゆうか前世の記憶なんてそんな大勢が持っていたら大事だ。


カナヲ「多分Aのご両親も、あの童磨も

“前世の記憶”持っているよ」


私は目を見開く。


カナヲ「私達がAと初めてあった時記憶が無いの、と言ったこと覚えている?」


「あぁ、そんなこと言っていたね」


カナヲ「Aも前世では私たちと一緒にいた、

共に同じ時代を生きた仲間だった」


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中1のシスコンおねーさん - チョット今更何デスケドとりあえずブルースターすごいですね!!おめでとうございます。あと、この作品面白いですね!!面白すぎて中学の参考書やってないっすよ← (2020年4月2日 22時) (レス) id: 28236963a5 (このIDを非表示/違反報告)
にゃう - 鬼滅の小説探してたら、タイトルにめっちゃひかれた( ´ ▽ ` )そしたらめちゃくちゃ面白かった!!シリーズ全部読んできたよ!美海☆様神かよ!!!て思った!!! (2020年3月30日 14時) (レス) id: 0166b3d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
明石蓮(プロフ) - 初見失礼します。この作品好きです!更新頑張ってください! (2020年2月17日 22時) (レス) id: 47f87a13db (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - うギャー記憶が、戻った━良かった( ´-ω-) (2020年2月17日 10時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫 - 記憶が戻った!このあとが楽しみです (2020年2月17日 6時) (レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美海 | 作成日時:2020年2月13日 18時

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