. 前世鬼殺隊の柱さん、今世でも鬼殺隊の柱です２ (ページ5)

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それから一週間後の事だった。

事の知らせが入ったのは。

炭治郎達と煉獄さんが列車に出るという鬼を仕留める任務に行っている時だった。

お館様からの鎹鴉が飛んできたのは。

鎹鴉｢カァカァ！！！｣

私は丁度休息の日。

父と母と共に縁側でお茶をしている時だった。

鎹鴉｢カァァァア！！！
死亡！！煉獄杏寿郎！！死亡！！
上弦ノ参ト格闘ノ末死亡ーッ！！！｣

私は持っていた湯呑みを落とす。

｢え、煉獄さんが........？｣

つい最近までずっと、

ずっと笑って、

｢うそ、

うそうそ.......｣

幼い頃から親しくしてもらっていたため、直ぐに理解が出来なかった。

家族ぐるみで煉獄家とは仲が良かったため父も母も呆然としている。

｢煉獄、さん......｣

鬼によって、身近な人が亡くなることは初めてだった。

鬼殺隊には何人も、

何人もそう言う人が居るのに私は分かっていなかった。

でも、

煉獄さんが亡くなった事により知るのはとても心が苦しい

柱になった時に彼がいたから私はやっていけている、

彼が道を作ってくれたから柱のみんなと仲良くできている。

彼が、

彼が、

私の希望の光だった

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