. ヒーロー嫌いな武装探偵社員 ２

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お父さんがポートマフィアと繋がった経緯、


そして裏でお父さんとお母さんがポートマフィアの情報を流していたこと、


全てが書かれた資料だった。


｢なんでこれが......｣


両親が殺されたのは情報を流していたから。


それは間違いないだろう。


だが私を売るための相手の情報を流してどうなる？


それを知っているのは全て森首領しか居ないだろう。


誰かが調べて送ってきた？


じゃあ誰が。


太宰｢何を見ているんだい？｣


｢誰かから父の資料が送られてきたの。｣


椅子から立ち上がり治くんと場所を変わる。


治くんは資料に目を通し、少し考え込んだ。


太宰｢このメールアドレス、日本のものではないよ。｣


｢は？｣


太宰｢日本で主に使われているものは全て記憶しているがこれは北米で使われているメールアドレスだ。｣


北米.....


何故そんな所から？


太宰｢この件は私が調べよう。
取り敢えずAはウイルスが入っていないか見ておいた方がいい。｣


治くんと場所を変わり、パソコンにウイルスが入っていないかを見る。


｢ウイルスの方は大丈夫そう。｣


私はメアドと資料をコピーしてからメールを消す。


与謝野｢定時過ぎているし皆帰るよ｣


国木田｢ですね
Aも着いたばかりだが帰るぞ｣


｢あー、先帰ってて。
鍵は私が閉めるから。
ちょっと調べたいことがあんの。｣


太宰｢なら私も手伝おう。｣


中島｢ぼ、僕も......｣


｢ごめん、一人にして｣


私は二人にそう言い、パソコンを触る。


社長も皆帰っていって。


生徒達の練習方法を作り上げてから私は資料に入った。


もう十九時過ぎ。


深夜前に終わればいいかな、


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