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いつの間にか相澤先生も来ていて。


「中田、あんたにはもう道を外してほしくないの。
自分から逃げるな。
人生の道から目を逸らすな。
まだ、やり直せる」


私は中田の肩に手を置く。


中田「.......すんません」


「相澤先生、マフィアの方の罪は帳消しになってるんで罪には問われませんよね」


相澤「データベースに残っていないのならな。」


「中田、あんた敵連合に入ってから犯した罪は」


中田「殆どないっすよ......入ってすぐに雄英に入ったんすから。」


相澤「その場合俺らの監視下に着くだけで罪には問われないだろうな。
警察で事情聴取はあるだろうが。
だがヒーロー免許取消は確実だ。」


中田「っす」


「治くん、社長は」


太宰「ふふふっもう許可は取っているよ」


考えていることは同じようだったようで。


私は座り込んでいる中田に手を差し伸べる。


「中田、武装探偵社に入りな。
その能力ヨコハマで役に立たせればいい。」


そう言うと中田は驚いたようにこちらを見て。


「私も治くんもマフィアの時の罪は消している。
ヨコハマを守りたいって気持ちがあるのなら、

人の役に立ちたいと思うのなら武装探偵社で改心すればいい。
彼処なら道を踏み外しても正してくれる人がいる。
叱ってくれる人がいる。

どうあんたならやって行ける」


差し出した手を掴むのか、


掴まないのか。


中田「俺なんか、いいんすか」


太宰「君が気にするのなら私達はもっと気にしなければならない。
自信を持って“はい”と言えばいいだけだ。
探偵社に入れば君を探偵社員として守ることが出来る。
ヒーロー活動の場面で人助けしている。
“君が返事をすればもう探偵社員だ”」


三年間、ヒーロー活動していたことは社長の耳にも入っている。


普段は社長が探偵社にふさわしい高潔さを持っているか否かを入社試験で決める。


だが今回は別。


中田が三年間行ってきたヒーロー活動の動画があるため入社試験はパスできるだろうと。


ここで返事をすれば今私達が守ることが出来るのだ。


中田「よろしく、お願いします」


私の手に中田は手を乗せて立ち上がった。


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カロ(プロフ) - なるほど!すみません理解不足でした。ご説明ありがとうございます! (2019年12月16日 22時) (レス) id: d6860b933c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - カロさん» 説明不足でしたね、すみません。ソファーの所に生徒が居ないだけであって、同じ空間には居る、という表現で書かせて頂きました。コメントありがとうございます! (2019年12月16日 21時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
カロ(プロフ) - な、なぜみんな追い出したのに瀬呂がいるんですか? (2019年12月16日 21時) (レス) id: d6860b933c (このIDを非表示/違反報告)
@草 - ノアさん» 笑 まぁどっちにしろ書いてくださるらしいので気長に待とう (2019年12月13日 18時) (レス) id: 9ed73e661c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - ノアさん» もしご希望のお話じゃなくとも、いつかは書くつもりでいるのでご心配なく! (2019年12月13日 15時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美海 | 作成日時:2019年11月29日 7時

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