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相澤先生は張り切っていこうと寮の中に入ろうとする。


勝己は上鳴を連れて木の影に。


するとビリビリビリ!!と電気が走って。


「相澤先生、先入ってます」


相澤「あぁ」


私は先に寮に入り、部屋に向かう。


仕事関係のパソコンや書類があるため人より時間がかかる。


今日のためにパソコンを新調したため、設定から入らなければならない。


服を普段着に着替えてパソコンの前に座る。


部屋はシンプルな部屋。


ベッドと机、書類を入れるための棚だけだ。


机の上にパソコンが二台。


それとノートパソコンが一台。


他はクローゼットに服だけだ。


白と黒だけの色味の無い部屋。


パソコンの設定をしているとコンコンっとノックをされて。


「鍵空いてるから勝手に入ってきて」


私がそう言うとドアから入ってきたのは勝己で。


「何だ、勝己か。」


爆豪「俺でわりぃかよ」


「部屋はもういい訳?」


爆豪「終わってるに決まってんだろ。
てめぇは何してんだよ。」


ドカッとベッドに腰をかける勝己。


「パソコンの設定。
何か用でもあった?」


爆豪「別に」


ベッドに寝転がり天井を見始める勝己。


まぁいいか、と思いながらパソコンの設定を進める。


ノートパソコンは前の物。


新しく買った卓上のパソコンの設定が面倒だ。


ハッキングされないように設定をしなければならないから。


爆豪「なァ、」


「ん?」


爆豪「なんでてめぇは俺らのために命を張る?」


私はキーボードを打つ手を止める。


「仕事だから。
仕事じゃなかったら守らないし自分の命なんぞ他人のために使いたくないしね」


仕事じゃなければ誰も守らない。


だがヒーローに助けられなかった、守られなかったため仕事のあいだは命を張って守る。


爆豪「怖くねぇんかよ」


「怖い怖くないの気持ちなんかもうないよ。
死んだら負け、それだけなんだから。」


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カロ(プロフ) - なるほど!すみません理解不足でした。ご説明ありがとうございます! (2019年12月16日 22時) (レス) id: d6860b933c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - カロさん» 説明不足でしたね、すみません。ソファーの所に生徒が居ないだけであって、同じ空間には居る、という表現で書かせて頂きました。コメントありがとうございます! (2019年12月16日 21時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
カロ(プロフ) - な、なぜみんな追い出したのに瀬呂がいるんですか? (2019年12月16日 21時) (レス) id: d6860b933c (このIDを非表示/違反報告)
@草 - ノアさん» 笑 まぁどっちにしろ書いてくださるらしいので気長に待とう (2019年12月13日 18時) (レス) id: 9ed73e661c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - ノアさん» もしご希望のお話じゃなくとも、いつかは書くつもりでいるのでご心配なく! (2019年12月13日 15時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美海 | 作成日時:2019年11月29日 7時

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