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中田「そうですね、貴方たち二人には自分は敵いません.......」
直ぐに認めた......?
可笑しい。
ここですんなりと捕まるわけがない。
中田「徳田さん、最後に.......
“貴方と共に黄泉の国へ行きましょうよ”」
その途端パッと周りが暗くなった。
「っ?!」
明るくなったかと思ったら私と中田の二人きり。
白い箱の空間で。
「ほんっと厄介な異能力ね」
中田の異能力は【孤独な獣】
特定の人物を異能力で出来た異空間に閉じ込めることが出来る。
現実世界では実態その者が無くなるため、
「ここであんたを殺すかあんたに異能力を解かせるか、」
二つしか無かった。
中田「俺を殺せばあんたの信用が無くなる。
だけれど異能力を解く気もない。
ここで二人で死ぬまで一緒なんですよ。」
「あんたと死ぬぐらいなら治くんと死んだ方がマシよ。」
一度鎌を消し、座る。
「ちょっと座りな」
中田「はぁ?」
「いいから」
中田は渋々私と同じように座る。
ここで時間稼ぎをしておけば外で治くんが何とかしてくれるだろう。
「中田はさぁマフィアを抜けてまで敵連合に入りたかったの?」
中田「あんたを慕っていたのは嘘ではないですからね。
マフィアに居ても無駄だった。
敵連合に入ったのは成り行きですよ。
誘われたから入った、自分にあっていたからまだ抜けていない、
ただそれだけだ。」
「それで雄英に入ってヒーローの卵から潰そうと?」
中田「そうですよ」
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カロ(プロフ) - なるほど!すみません理解不足でした。ご説明ありがとうございます! (2019年12月16日 22時) (レス) id: d6860b933c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - カロさん» 説明不足でしたね、すみません。ソファーの所に生徒が居ないだけであって、同じ空間には居る、という表現で書かせて頂きました。コメントありがとうございます! (2019年12月16日 21時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
カロ(プロフ) - な、なぜみんな追い出したのに瀬呂がいるんですか? (2019年12月16日 21時) (レス) id: d6860b933c (このIDを非表示/違反報告)
@草 - ノアさん» 笑 まぁどっちにしろ書いてくださるらしいので気長に待とう (2019年12月13日 18時) (レス) id: 9ed73e661c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - ノアさん» もしご希望のお話じゃなくとも、いつかは書くつもりでいるのでご心配なく! (2019年12月13日 15時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美海 | 作成日時:2019年11月29日 7時