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森『部下の為に腹を斬る、
昔の君からは考えられない言葉だ』


「昔とはもう違うので。
もし首領が言うように中田が裏切っていたとして、雄英に入っていたら
貴方は私の昔の父のように殺すのでしょうね」


森『おや、気づいていたのかい』


「中也に聞いて理解ができましたよ。

あぁ、もし中田が此方側に来ていたとしたら私は本気で守りますから。」


私は服装を戻し中田を見る。


森『ヒーローが嫌いなのに何故そこまでする?
一年と少し居ただけの部下だ。』


「慕ってくれていた部下を私自身で切るなんてこと出来ませんからねぇ。
私も忙しいんです、もうよろしいですか」


森『そうかい急に悪かったね

君を敵には回したくない。今回は手を引こう。
それじゃあまた』


電話を切り、私は中田を見る。


「何処からか情報が漏れてる。
狙われる事、覚悟しな」


私は目を細める。


中田「何処から情報が......」


「分からない。私の見張りで居たのかも。
軽率だった、ごめん」


頭を下げる。


中田「あ、頭を上げてください!!
自分は大丈夫です。
徳田さんとまた会えたことが嬉しいので」


ヘラりと笑う中田。


「相澤先生、」


相澤「なんだ」


「中田の事は他の先生には言わないでください」


相澤「なぜ?」


「部下の夢を壊すことはしたくないので。
中田、あんたヒーロー免許は」


中田「持ってます」


「もしポートマフィアが襲ってきたときは対抗しなさい。
知り合いであっても情を持たずに。」


中田は膝を着き、御意。と昔のように言った。


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カロ(プロフ) - なるほど!すみません理解不足でした。ご説明ありがとうございます! (2019年12月16日 22時) (レス) id: d6860b933c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - カロさん» 説明不足でしたね、すみません。ソファーの所に生徒が居ないだけであって、同じ空間には居る、という表現で書かせて頂きました。コメントありがとうございます! (2019年12月16日 21時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
カロ(プロフ) - な、なぜみんな追い出したのに瀬呂がいるんですか? (2019年12月16日 21時) (レス) id: d6860b933c (このIDを非表示/違反報告)
@草 - ノアさん» 笑 まぁどっちにしろ書いてくださるらしいので気長に待とう (2019年12月13日 18時) (レス) id: 9ed73e661c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - ノアさん» もしご希望のお話じゃなくとも、いつかは書くつもりでいるのでご心配なく! (2019年12月13日 15時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美海 | 作成日時:2019年11月29日 7時

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