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タクシーから降りると多くの生徒が帰宅途中で。
その中に居た包帯を巻いた幼馴染を捕まえる。
緑谷｢雄英にヴィランなんて.....｣
｢ヴィランがどうかした？｣
後ろからそう声をかけるとビクッ！！と肩を揺らすいずくん。
私は驚いたいずくんを見て、ケラケラと笑う。
緑谷｢Aちゃん？！
なんでここに.....｣
｢まぁちょっとね。
それよりその怪我.....｣
緑谷｢あぁ、これは.....｣
麗日｢デクくん！｣
学校から走って出てくる女の子。
｢何、いずくんもう彼女できたの？｣
なんて肘でつつき乍弄る。
麗日｢貴方は.....
はっ！もしかしてヴィラン.....｣
｢違う違う、私はいずくんの幼馴染の福沢A
貴方はいずくんのお友達？｣
麗日｢私は麗日お茶子！よろしくね、Aちゃん｣
おー、麗日！緑谷！またなぁ！
と声が聞こえてくるためそちらを見ると見慣れた頭が見えて。
｢かっちゃーん！！｣
私はギューッと抱きつく。
爆豪｢っ！！急に来んなや！！｣
｢えぇ〜、いいじゃん｣
かっちゃんから離れて怪我がないかを見る。
｢うん、かっちゃんは大丈夫そうだね｣
爆豪｢あぁ？
てめぇなんでここにいんだよ｣
｢んー？心配になって来ちゃった｣
ってのは嘘なんだけど.....
生徒の怪我ってのは多分いずくんのことだろう。
それにしても無個性だった彼がどうしてヒーロー科に.....。
上鳴｢君、爆豪と緑谷の知り合い？
俺、上鳴電気！一緒にカラオケでもどう？｣
｢かっちゃんといずくんの幼馴染の福沢A。
これから用事があるからカラオケはごめんね｣
爆豪｢丁寧に返してんじゃねぇ！！質問に答えろ、A！！｣
｢いやだから心配で来たんだよ｣
私は笑いながら雄英高校の中を見る。
まだ迎えは来ていない、か。
スマホがバイブをしたため、タップをして電話に出る。
｢はい｣
太宰『やぁ、Aちゃん』
｢治くん？どうしたの｣
太宰『雄英高校から連絡があってね、今其方に向かっているそうだ。
あぁ、あと幼馴染くんの口調ってどうかしたのかい？』
何故治くんがかっちゃんの口調を.....
｢ってあんたもしかして盗聴器でも仕掛けたんじゃないでしょうね？！
ほんと勘弁してよ.....
次はどこに入れたわけ？｣
太宰『おや、気づいていなかったのか。
盗聴器は右ポケットだよ』
私はポケットを探って盗聴器を潰す。
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美海(プロフ) - よりゆい。さん» 教えていただきありがとうございます.....！！ (2019年9月10日 16時) (
レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
よりゆい。(プロフ) - コメ失礼します...！あの、27話の太宰さん、芥川って言ってたと思うんですけど、多分太宰さんは芥川くんと呼ぶと思います...あと、28話の安吾も太宰さんのことを太宰くんと呼ぶはずです...指摘失礼しました。更新楽しみにしています...！ (2019年9月9日 23時) (レス) id: 58eba1b546 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海
| 作成日時：2019年9月7日 7時
