２９ ページ29
.
欠伸をしてカラカラと点滴の着いたポールを動かす。
緑谷｢ねぇAちゃん、ひとつ聞いてもいい？｣
｢ん、何？｣
緑谷｢Aちゃん、異能力は姿を変えれるだけって言っていたけどあの時、仮面のようなものが出ていた、
なんで？｣
私は覚えていたのか、と口を閉じる。
｢隠していたんじゃないの、ただ説明が面倒だったしね。
説明をした以外にも使い方はある。
みんなが見た仮面が出ている間は銃で撃たれても死なないし、あの時持っていた鎌を出すことが出来る。
もう一つはほとんど使っていないんだけど死に神を出すことが出来るわ。
まぁ死神は私の言うことしか聞かないから私が命令をしない限りは誰も命を取られることは無いけどね｣
ベッドに腰をかけ三人を見ながら言う。
轟｢戦い慣れたように見えた、何度も戦ったことがあるのか？｣
｢ふふっ.....ないない、
私は中学まではちゃんと行っていたし。
まぁ初めて戦ったのは、3月かなぁ。
運動神経も悪くなかったしお父さんと一緒に練習してたから.....
と言うか私のことは良いの、貴方達三人よ｣
三人をジッと見る。
｢その様子だと十分怒られたようだけど、反省はしてる訳？
ヒーローを目指しているってのに法律を破ってどうするのよ。
私も自分のことを棚に上げては言えないけど私があの場にいかなかったら“殺されていた”わよ？確実に。
免許も持たない学生なんだから、それぐらいはちゃんと理解しておかないと｣
この程度の怪我はまだ雄英側には何とも言われないだろう。
あの場に突っ込んで逃げなかったのは彼らだ。
｢探偵社が護衛に行っていること、忘れないで｣
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 390人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美海(プロフ) - よりゆい。さん» 教えていただきありがとうございます.....！！ (2019年9月10日 16時) (
レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
よりゆい。(プロフ) - コメ失礼します...！あの、27話の太宰さん、芥川って言ってたと思うんですけど、多分太宰さんは芥川くんと呼ぶと思います...あと、28話の安吾も太宰さんのことを太宰くんと呼ぶはずです...指摘失礼しました。更新楽しみにしています...！ (2019年9月9日 23時) (レス) id: 58eba1b546 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美海
| 作成日時：2019年9月7日 7時
