. 仲の悪い彼に11年越しの片想い。【降谷零】

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なんとも言えない。




諸伏くん達が秀一とそんなことがあったとも思えなかった。



私が謝っても無駄なのに。




降谷｢と言うかA、赤井がFBIって事知っていたんだな｣



｢まぁ昔から本人に聞いていたしね。
潜入していたことは知らなかったけど｣




沖矢昴って事は知らないようだし話を合わせておかないと。




降谷｢そうか｣




壁掛け時計を見るともう夕食の時間で。




降谷、食べていくのかな。




いやでも厚かましいか。



でも帰れって言うのもなぁ.....




そう迷っていると机の上に置いたスマホに通知が来て。



高校の時の同級生からだ。



｢降谷は同窓会.....来れないよね｣




降谷｢仕事だな。
相変わらず予定とかを送ってくるバカは居るが仕事柄行けないしな。
Aは行くのか？｣




｢まぁ予定も空いてるしねぇ。
久々にみんなに会いたいし。先生達も来るって言ってたよ？｣



仲が悪くとも世間話は出来る。



だからよく友達から不思議がられたものだ。




降谷｢へぇ.....
あぁ、もうこんな時間か。
お前、晩御飯どうするつもりだ？｣




｢へ？普通に作って食べるけど｣




降谷｢そうか｣




そう言いながら立ち上がってキッチンに行く降谷。



｢え、ちょ何してんの｣



冷蔵庫を開けて野菜や肉を取り出している。



降谷｢俺が作ってやるから座っておけ｣


いや、座っておけって.....ここ私の家なんだけど。




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