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周りは受験受験と騒がしい。
私は一番後ろの席で窓の外を眺めていた。
先生｢えー、おまえらも三年と言うことで！！
本格的に将来を考えていく時期だ！！今から進路希望のプリント配るが、皆！！！
だいたいヒーロー科志望だよね｣
ハーイ！！！と個性を使用しながら返事をするみんな。
私はそんな中でも窓の外を眺める。
馬鹿みたい。
爆豪｢せんせえーーー、
『皆』とか一緒くたにすんなよ！
俺はこんな“没個性”共と仲良く底辺なんざ行かねーーよ｣
爆豪勝己。
私の幼馴染み。
そんな彼を目でチラリと見る。
相変わらずの自信過剰で。
確かに彼の個性はとても良い個性だ。
口の悪さを除けば、ある程度は良い奴だろう。
先生｢そいやあ緑谷も徳田も雄英志望だったな。｣
先生のその言葉で私と出久に視線が集まった。
私は気にせずに窓の外を眺めて。
クラスのみんなは大笑い。
そりゃそうだろう。
“無個性”の二人なのだから。
出久が勝己に爆破をされていても私は気にしない。
昔なら助けていたがもうそんな子供でもない。
女に助けられるなんて屈辱だろうし。
爆豪｢てめぇもなァ！！
澄ました顔で座ってんじゃねぇ！！｣
勝己は私に向かって爆破をしてくる。
それでも私は気にせずに窓の外を眺めて。
BOOOONと耳元で爆破されるが“私には”効かない。
煙が晴れると、噎せてもいないし怪我もしていない私が見えて驚いている。
｢今、授業中。
立ち上がって、個性使って。
成績下がっても知らないよ？
“雄英志望の爆豪勝己くん”｣
私はヘラッと笑いながら言う。
成績が下がることを気にしてか、直ぐに椅子に座る勝己。
あぁ、ほんとに馬鹿みたい。
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み〜。(プロフ) - とても面白かったです！私も更新頑張ります…これからも頑張ってください！応援してます！ (2019年4月27日 13時) (
レス) id: a05e544fa7 (このIDを非表示/違反報告)
真昼ノ夜 - すごくよかったです！これからも応援してます！！ (2019年4月25日 22時) (レス) id: 15eeb3cf2b (このIDを非表示/違反報告)
kuro(プロフ) - とても面白くて続きが気になります！更新頑張って下さい！(p｀･ω･´q) (2019年4月25日 18時) (レス) id: f9572c4e12 (このIDを非表示/違反報告)
おかめ(プロフ) - 凄く面白いです…！これからも楽しみにしています。 (2019年4月23日 15時) (レス) id: 622110a2fb (このIDを非表示/違反報告)
哀歌(プロフ) - 前回の文スト×ハイキューの小説から読ませて頂いています!前回に続きとても面白いです！ (2019年4月22日 15時) (レス) id: 8ba26cc0ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海
| 作成日時：2019年4月21日 18時
