177 ページ27
電話を切ってジニョンさんにいる部屋に戻るとカメラマンはいなくなってた。
「あれ？撮影は…？」
ジニョン「あー今日はもう終わりにしますって！定点カメラは付いてるけどね！」
私が電話してたから撮影が進まなかったのかな…
「すみません。私のせいで…」
ジニョン「ううん！違うよ！今日は俺も疲れてたし…これから先も長いしね(^^)」
ジニョンさんは本当優しいな。
絶対私のせいなのに責めたりしない。
「ありがとうございます」
ジニョン「今日はもう休もうか！明日もスケジュールあるでしょ？」
「はい…あ、私少し作業するので先に休んでてください」
ジニョン「うーん。わかった！あんまり無理しないでね？」
「ジニョンさん、本当にありがとうございます。」
1人になりたくて作業室にこもり、さっきの会話を思い出す。
さすがだな…
ハンビンオッパの書く曲はどれも言葉が綺麗で、私もいつも真似をしていた。
『俺はAが大事だ。もしnaviがAを苦しめてるなら、Aの中からnaviを追い出したい』
あんな言葉普通出てこないよ。
私の中にいるnavi…
そんな風に考えたことがなかった。
naviは私の事をどう思うだろうか…
もし人格があったとしたら
ずっとAの中に隠れているnaviはどう思うんだろう。
表に出れているAへの妬み？憎しみ？
でも賞賛を受けているのはAじゃない。naviだ。
考えれば考えるほど難しい……
でもきっと、naviもオンニ達に感謝をしているだろう。
naviが生きてこれたのはオンニ達のおかげ。
『守ってくれてありがとう。』
『自分のせいで我慢をさせてごめん。』
Aの事を、naviの事を、1番に考えてくれてオンニ達。
どうすればオンニ達を安心させることができるのか…
どうすればオンニ達に恩返しできるか……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 66人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ファニ(プロフ) - おもしろいです^^ これからの展開がたのしみー^^ 頑張ってください^^ (2018年4月1日 3時) (
レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みよん | 作成日時：2018年3月26日 23時
