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《柳田side》
寮に戻ってきた俺は、旅行のお土産を持って食堂に向かうと、そこにはメンバーが揃っていたので少し声を張る。
柳「旅行行ったんで土産どうぞ」
湧「えっ、マジ！やったー！」
真っ先に湧がやって来るので、個装のお菓子の入った箱を差し出す。
湧はその中から1つ取ると、即効で口に放り込んだ。
湧「うまー！」
柳「即効かよ(笑)あと、これAから」
Aから預かったお守りを渡すと、湧は感極まった様に泣き真似をしながら、Aちゃん素敵過ぎだ〜、とか言っている。
そして湧は他のメンバーを振り返り、早く早くと手招く。
ゾロゾロと集まってきたメンバー1人1人にお菓子とお守りを渡していくと、みんな一様にお守りを見つめている。
目尻を下げる者、気を引き締める者…
反応はそれぞれだが、Aの気持をしっかり受け取ってくれたのは確かだ。
栗「なぁ、マサ。Aちゃんに電話してくんない？」
柳「あ、じゃあ、後でしときます」
栗「いや、今」
柳「え、今っすか？」
かけてかけて！と他のメンバーも口々に言うので、その勢いに押されて俺はAに電話をかけた。
prrrrr…prrrrr…
『もしもーし』
柳「あ、A？今、電話できる？」
『うん、大丈夫やでぇ。どしたん？』
柳「ちょっと待ってね」
俺はそう言って通話をスピーカーに切り替え、栗さんに目で合図を送る。
栗「Aちゃーん、栗山です！今マサからお土産受け取ったよ！」
湧「Aちゃんありがとー！試合頑張るよー！」
すると栗さんと湧以外のメンバーも携帯に近付いて来て、ありがとー！頑張るねー！と言った。
えっ！と初めは驚いていたAだったが、最後にはどういたしまして！と元気に答えていたのだった。
――――…
《Aside》
テレビを見ながらビールを飲んでいると、携帯が着信を知らせる。
『ん？まーくん？』
画面には柳田将洋の文字と笑顔の彼の画像。
もしもし、と出ると待ってて、と言われたすぐ後に…
栗「Aちゃーん、栗山です！」
えっ？と思ったものの、次々に選手達のお礼の言葉が聞こえてきた。
彼が、お守りを渡してくれたようだ。
ありがとー！頑張るねー！と言う言葉に、じわじわと嬉しい気持ちが溢れる。
『どういたしまして！みなさん頑張ってくださいね！』
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みき(プロフ) - れなさん» すみませんでしたぁー！いえいえ、こちらこそご指摘頂けて有り難かったです(^^)影と言わず、バンバン前に出てきて下さい(≧∇≦)← 更新頑張りまーす！ (2016年8月12日 17時) (
レス) id: 382f7a4fcd (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - ありがとうございます(^^)ちゃんと読めました！そしてとっても面白かったです！お忙しい中お返事までいただいてありがとうございます！これからも陰ながら応援してます！頑張ってくださいね(^^) (2016年8月12日 16時) (レス) id: c14876f44d (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - れなさん» いつもありがとうございます！それは私のミスですぅ〜(_ _;)新たに更新しましたので、良かったら読んでやってください(・∀・) (2016年8月12日 16時) (レス) id: 382f7a4fcd (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - いつもいつも素敵なお話ありがとうございます！更新を毎回楽しみに待ってます！お話96話と、98話以降がないのは、たまたまですか？？もしあるようだったら、とても気になります……f(^_^; (2016年8月12日 15時) (レス) id: c14876f44d (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - summersnow2007さん» 初めまして！お返事遅くなりました(_ _;)コメントありがとうございます☆うわー！嬉しいお言葉ありがとうございますぅ〜(≧∇≦)これからもニヤニヤしてもらえるように、頑張ります！！ (2016年8月11日 21時) (レス) id: 382f7a4fcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みき | 作成日時：2016年7月16日 21時
