23.パーティーの計画 ページ23
イブの夜のスケジュールは、
気を使われてるかのようにメンバーみーんな、ぽっかり空いてたし
ミスターJに背中を押され
夜、家に着いてから
Aちゃんにメールを送った。
”クリスマス、お店にいる？”
まだ仕事中なはずだし
これくらいシンプルで十分だよね。
色々言ったら断りにくいだろうし。
すると、予想外に15分程度で
メールの返事は返ってきて
”働いてるよ〜、
そしてあたしも少し話したいことがあるので電話したいんだけど大丈夫？”
店にいるのはいいんだけど
2文目が気になりすぎて正直それどころじゃない。
もしかしてこないだのやらかしちゃったヤツについてか…？
いやでもだとしたらもっと早くに言うはずだよな。
急な胸騒ぎを抑えて
大丈夫だよ、と一言だけ返すと
ものの1分でスマホがぶるぶると震えだす。
「もしもし…？」
「あ、もしもし？
お仕事疲れてるのにごめんね、文面にするのめんどくさくって(笑)
マスターにも許可もらってあるから。」
ビクつく俺とは対照的に
予想外に朗らかなAちゃん。
「どしたの、急に。」
彼女の声色に安心すると同時に
要件が気になり。
「あのね、クリスマスのこと聞いてくれたでしょ？
実はマスターとこの間から話してたんだけど、イブの夜、うちの店、営業せずに二宮クンの婚約のお祝いしてあげない？って。
それでよかったら翔くんも協力してくれないかなぁって。」
キミと2人で過ごせないのは少し残念だけど。
でも、いいかもしんない。
ようやく決まった彼女との結婚、
ニノはめちゃくちゃ喜んでて
でも仕事柄これからも表立って幸せ全開にはできないから
1日くらい、俺らの前でぞんぶんにハッピーオーラ振りまいてもらおうかな(笑)
「おし、乗った！婚約記念パーティーね(笑)
嵐のメンバーにも声かけていい？」
「もちろん、むしろお願いします(笑)」
「あ、あとさ、イブって相葉くん誕生日なんだよね。
だからもしよかったら
その分も何か用意できたりしないかな…？」
図々しいかもしんないけど
あいつが主役の日でもあるから
一応頼んでおきたくて。
「全然大丈夫よ(笑)
よかったぁ、最高のイブになりそう。」
ふふふ、じゃあ仕事に戻るね、また連絡するね、と
早口気味に言ったAちゃんは電話を切った。
二人っきりじゃなくたって
俺も最高のクリスマスになる予感。
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mii(プロフ) - ミーコさん» 返信遅くなって申し訳ありません！そして本当にありがとうございます♪♪ミーコさんのためにも更新がんばりますね！2ndでもよろしくお願いします♪ (2014年12月3日 7時) (
レス) id: 4aea4e71e4 (このIDを非表示/違反報告)
ミーコ(プロフ) - こんばんは(^^)そして、初めましてです！翔くんの今の状況が切ないんですが、、リア充に向けてどのように展開していくのか楽しみです♪miiさんのペースでかまわないんで、また続きを読ませてください！楽しみに待ってます♪ (2014年12月1日 22時) (レス) id: fb03967421 (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - 菜美枝さん» ありがとうございます。これからもドキドキを届けられるようがんばるので、よろしくお願いしますっ! (2014年11月14日 23時) (レス) id: 6c099399c8 (このIDを非表示/違反報告)
菜美枝 - 初めまして。すごく面白いです!無理せず更新頑張ってください。ドキドキしながら待ってます! (2014年11月14日 20時) (レス) id: 971ede83e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mii | 作成日時：2014年11月9日 15時
