とある世界であった小さな出来事【短編集】

暁のヨナ　四龍 ページ13

軽く設定
A
暁龍＜ギョウリュウ＞
四龍の女王
緋龍王の妻
不老不死
基本暁のヨナはこれでいきます
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「お前は暁の光のようだ」


いつの日だったか…。


遠い遠い昔のこと…。


あなたがいってくれた言葉…。


ゼノ「あー！女王いたー！」


私が一人物思いに耽っていると、四龍の一人、黄龍ゼノがこちらに駆けてくる。


キジャ「女王！お身体の方は如何でしょうか？」


シンア「…女王…大丈夫…？いなくなると悲しい…」


ジェハ「顔色がいい…調子がいいんだね」


『えぇ…わざわざありがとうね』


この会話から分かるように、私は最近体調を崩しがち。


いくら不老不死の暁龍といえど、年を重ねれば重ねるほどその不死の加護は弱まってくる。


黄龍はその力にそれほどの危険はないから永遠に生きる。


だが…暁龍は加護に加え、さらにありとあらゆる能力を兼ね備えるため、不死でありながらいつかは死んでしまうハイリスクな力なのだ。


いつ死んでしまうのかわからない。


ましてや無理に寿命を越えてしまった神への謀反。


ゼノ「女王？…女王！？」


少しずつゆっくりと体の力が抜けていく。


暁龍の血に魂が耐えられなくなったか…。


キジャ「女王！？ユンを呼べ！！」


あぁ…せめて、四龍たちが、子供たちが…。





報われますように。


女王の死を、国中が悲しんだと言う。


緋龍王とその仲間たちは彼女を盛大に弔ったと言われている。


(緋龍)
(やっとあなたに会える)
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え、待って普段はギャグまっしぐらとか言ったよね？

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