暗殺教室 磯貝 ページ11
Aside
薄暗い部屋のなか。
今日も私は静かに目を覚ます。
どうしてこうなった?
いつから道を踏み外した?
どうして、どうして、どうして…。
すっかり忘れていたが、私、胡桃Aはクラスメイトである磯貝悠馬に監…禁、をされている。
できればそんな風に言いたくないのだが。
動く度に首元や手首からじゃらじゃらと鎖の音が部屋に響く。
今日もどうやって逃げ出そうか考えていると、私を閉じ込めた張本人である磯貝悠馬が部屋に入ってきた。
『おはよう、学校は?』
彼の怒りを買わないようになるべく優しく話しかける。
そうすれば彼は私に暴力を振るわない。
「まだ少し時間があるから様子を見に来たんだ。まぁ逃げ出そうとはしてなかったし…学校いってくる」
『行ってらっしゃい』
磯貝がいなくなった隙に逃げようとくわだてる。
だけど昨日眠るのが遅かったせいか、再び私の意識は微睡みの中に吸い込まれていってしまった…。
次に目覚めたときにはもうすっかり夕暮れで、時折遊ぶ小学生の声が聞こえる。
幸いまだあいつは帰ってきていないようだった。
なんとか全力で鎖をはずし、家を抜け出そうとする。
___が。
運悪く玄関で磯貝と鉢合わせてしまった。
『(まずい…っ!)』
逃げようとするも私の体はすっかりにぶっており、毎日鍛えている彼には簡単に捕まってしまった。
「なぁ…なんで逃げようとするんだ?俺はこんなにお前のことを愛しているのに」
『___狂ってる』
ポロリとその一言が飛び出る。
しまった、やってしまった。
その瞬間、腕に激痛が走る。
『い″っ!?』
「うるさいっ…分かった。なんで逃げようとするのかわからなかったけど…今わかったよ。ははっ、ははははっ!!」
狂ったように笑い出す。
「死にたいのか」
『…!?』
「そんなに死んで俺のそばにいたいんだな…」
どこから取り出したのか、ナイフを私の喉に突きつける。
『ひ…』
「明日も、来週も、来月も、来年も、来世も…ずっと一緒だ」
ニヤリと笑う磯貝を最期に私の意識はブラックアウトした。
(君に愛されて痛かった)
(君に愛されていたかった)
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これ実はとあるマンガの題名とか曲の歌詞とかが混ざってるんですよ!
あと友達にかいてもらったヤンデレのネタ。(こら)
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黒九尾 - リクエスト書いてくださりありがとうございます!磯貝君のヤンデレってなかなか無いので嬉しいです!ありがとうございます! (2018年5月1日 6時) (レス) id: 3d24de6556 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - リクエストで、グロキシニアの激甘をお願い致します! (2018年4月30日 8時) (レス) id: 50bf3c9794 (このIDを非表示/違反報告)
M・Mっち - 深紅さん» 続き見ました!すごく良かったです!NGシーンにめっちゃ爆笑しましたwww (2018年4月30日 6時) (レス) id: 41002f9832 (このIDを非表示/違反報告)
深紅 - 黒九尾さん» ヤンデレ!ヤンデレは書けるっちゃ書けると思いますが、恐らく手直しが必要になりますね!(確信)少し研究が必要なので、しばらくしたら書きます! (2018年4月29日 16時) (レス) id: 30901e9699 (このIDを非表示/違反報告)
深紅 - M・Mっちさん» 分かりました!頑張って続き書きますね! (2018年4月29日 16時) (レス) id: 30901e9699 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:深紅 | 作成日時:2018年4月27日 22時