【コナン】【文スト】無表情少女は、コナンの世界で人を救う。

サクラ組の思い出（蘭GIRL）１ ページ5

蘭side

私は蘭。今日から保育園でサクラ組になります！

けれど、桜のネームプレートをお父さんが踏んでしまって、バラバラになっちゃった。

そこで、お母さんが折り紙でネームプレートを作ってくれたの！

これで大丈夫だね！



園「あれ〜？蘭ちゃん、どうしたの？そのバッジ。」

蘭「お母さんに作ってもらったの！壊れちゃったから…」

園「すごーい！そっくりー！」

蘭「後ろに安全ピンが付いてて、ちゃあんと付けたり外したりできるんだよ！ほら！」

園「本当だぁ！蘭ちゃんのママ天才！」

えへへ、褒められちゃった♪

園「はい、これ、返すn 男の子「何だよこれ、折り紙じゃんかよ。ダッセー！」」

男の子「こんなのつけてるやつは仲間じゃねーよ！」

男の子達「そーだそーだ！なっかまはずれ〜！」

男の子達がやってきて、バッジが取られちゃった…

園「一寸！返しなさいよ！」

男の子達「やーなこった！」

園「返せぇ！」

男の子「ベーだ！」

どうしよう、園子ちゃん怒ってる…

あ！取り合いになっちゃった！


Aside

いつものように部屋で本を読んでいると、何やら言い争いが聞こえてきた。

見てみると、女の子が男の子達と喧嘩しているようだ。

…そう言えば、喧嘩するほど仲が良い、と聞いたことがあったな。

そんなことを考えていると、人数の多い男の子の方が負けてしまった。

此れでは先生が来た時、彼女が泣かせたと勘違いされてしまうだろう。

私は堪らず、

「大丈夫？」

と、声をかけてしまった。

蘭side

「大丈夫？」

と言う声が聞こえた。

見ると、赤髪の女の子が、園子ちゃんと男の子の間に入っていた。

…なんだかとっても大人っぽいな。

園「あんたには関係ないでしょ！」

「でも、そのままだと、貴方が悪いみたいになっちゃうよ。」

園「！ あ、あたしは蘭ちゃんの為にやろうと思っただけなのに…」

「大丈夫。私は全部見てたから、先生に説明できるよ。
　ここは、任せて貰えないかな？」

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