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模型訓練鵺 ページ5

もうすぐ壁外調査って事もあって
みんな個人個人欠けてる戦術を鍛えている。

私はひたすらブレード訓練。

なかなかの上達のしなさで自分でも驚きだ。

「もう…あかん…死ねる。」

「もう死んでるじゃねーか」

顔を上げるとジャンが立ってる。

「因みにAさんは腰のひねりが悪い。それじゃあいつまで経っても削げねぇよ」

あ、あれ?もしかしてジャンって教えるのがうまいかも…!?馬なだけに…!!

「ジャン!教えて!?」
私はジャンの手をギュッと握った。
「なっ……!!わっ……分かったから離れろ馬鹿ッ!恥ずかしいだろ!」

顔を真っ赤にしながらそっぽを向いた。


「イタタタッッ!!」
「Aさんっ、え…もしかして体めっちゃかてぇの…?こんくらいもひねれないのは致命的だ…。」

ジャンは絶望的な顔になる。



その奥で、木の上からエレンが見ている。
絶望的な顔で。



「ストレッチがんばります…」


ジャンに背中を押されながら私は体を前へ倒す

「あ゙ぁーーーッッ!!」

「一回一回叫ぶなよ!俺がいじめてるみたいじゃねぇか!」

「痛いものは痛いの!」

立体機動で向こうからアルミンが飛んできた

「ストレッチしてるの?」
「Aさんのこれ見てみろよ。老人並の硬さだぜ?ブレード振るうのにコレじゃ無理だよな」

言いたい放題のジャン。

「ストレッチは お風呂あがりが良いよ!体冷める前にミカサにお願いして背中押してもらいなよ!」

「そ、そうする…。」

「じゃあ、俺も自分のことするから、また後でな!」

「あ、うん、ありがとうっ!」

木の上に移動したジャンが振り向いた
「…なぁ」

「え?なぁに?」

「お、俺もAって呼んでも良いか?」

ジャンは木に手を添えてこっちを見ている。

「勿論!」

「よっしゃー!!!エレンざまァ!!」

スピードに乗ってジャンは消えていった。

「おい!待てよジャン!!!てめぇ俺と何張り合ってんだよこら!!!」

エレンも去っていった。


ミカサが私の隣に座った
「…A」

「え?」
ミカサの顔が近い
凄くきれいな顔立ち。女の私でも惚れる。


「Aには…ジャンが合う……」


おい。




その日の訓練はジャンのおかげでだいぶ上達できた。






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設定タグ:進撃の巨人 , リヴァイ , エレン   
作品ジャンル:アニメ
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―昴→(プロフ) - キャンディさん有り難うございます!懲りずに読んでいただけると嬉しいです!完結が見えないのが辛いとこですが…。 (2017年5月18日 17時) (レス) id: 9fe83ffb92 (このIDを非表示/違反報告)
キャンディ - す、すごく面白かったです! ま、また続き読みたいです! 楽しみにまってます!  (2017年5月17日 23時) (レス) id: 925a16df80 (このIDを非表示/違反報告)
―昴→(プロフ) - xさんありがとうございます!一話目からぶっ込んだのは気まぐれです。笑だんだん忙しくなってリヴァイとも会えなくなるので、2人の時はなるべく濃い絡みを入れようと思ってます! (2017年5月17日 11時) (レス) id: 9fe83ffb92 (このIDを非表示/違反報告)
x(プロフ) - なにこれ面白いwww兵長ぶっとんでるけどそのギャップがたまらん。。6年ぶりに占ツクに遊びに来ましたがさっそく神作を見つけてしまいました。。 (2017年5月16日 22時) (レス) id: 8f324339dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すばる | 作成日時:2017年5月16日 20時

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